京都と奈良で観光通訳ガイドをしています。
日常の暮らしの中で気づいたことを書いております。気軽に
お読みいただければ、幸いです。
全国通訳案内士資格試験では、一次と二次試験で英語力が試
されます。英検1級またはTOEIC900点ならば一次試験は免除
されます。二次試験では日英の逐語訳と英語プレゼンは必須
です。
しかし、通訳ガイドの英語力は英検やTOEICに求められてい
るモノと少し違うのでは?と感じています。
例えば、FIT(Foreign Independent Tour/Traveler)という個
人の友人、夫婦、家族の少人数のお客様をガイドする場合、
バランスの良い双方向の会話が強く求められます。
私が新人ガイドの頃、お客様10%:ガイド90%の発言率でひ
たすら私がおしゃべりしていました。今では、お客様60%:
ガイド40%の発言率でお客様にご質問してお客様に多く発言
していただくように努めています。
ただし、お客様の中にはガイドがどんどんおしゃべりして自
分は聞く方が快いという方もおります。その場合、お客様
10%:ガイド90%の発言率が望ましいかもしれません。
観光地の現場ではこのお客様10%:ガイド90%の発言率のシ
ーンが多く見られます。お客様は高いガイド料金を支払って
いるので、ガイドがそれに相当する情報を提供しなければな
らない責任感から大きな声でどんどん発言しています。日本
人のガイドに多く見られるスタイルです。
私見ですが、このスタイルはガイドがお客様に一方的に情報
を押し売りしているような感じがして好きにはなれません。
お客様の知りたい情報を広く深く伝えるスタイルの方が好き
です。
そのために、私はお客様にご質問しながらお客様が興味があ
り、知りたい事を探りながら会話しています。お客様60%:
ガイド40%の発言率のバランスはその結果です。そのため
に、お客様の興味や関心を知るために上手に質問できる英語
力を鍛えています。ラジオ英会話や英語教材で上手な質問を
している会話文に注視しています。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
