勢い関西旅Vol.14 | 彼女が風に吹かれた場合

彼女が風に吹かれた場合

美味い酒と料理があれば皆、幸せですよね。


銀閣寺を後にして哲学の道を歩きます。




流れる小川に沿って続くのが哲学の道です。


彼女が風に吹かれた場合 「水面が煌いております」


いや~いやいやいやいやいや~~~~、ア・ツ・イ!

気温も湿度も最高潮っ!

日差しもハンパねえし。

汗が止まらないっすよ。




そんな時でも、優雅なヤツもいたりします。


彼女が風に吹かれた場合 「河端の鴨」


ひょっこり河端に上ってきてのんびりにていました。


彼女が風に吹かれた場合 「緩やかな流れに身を任せ」


川の中では巨大な鯉がゆるゆるとゆられています。


彼女が風に吹かれた場合 「こんな感じの道が続いてゆきます」


散策の人もこの暑さではまばらですね。

シーズンには人だらけのこの道も、のんびりした夏の風に包まれていたんです。

※イメージBGM:「風をあつめて」はっぴいえんど




ある意味、暑さでぼ~っとしてしまいますが、物音すらない静かな道で哲学するのには、いい季節なのかもしれませんね。



この道を進むと待っているのが「永観堂 禅林寺」です。

ここも実は来た事がなかったシリーズの目玉なのです。

東山散策はあまりしたことがなかったもので。




いい感じにバテてきたくらいに到着いたしました。


彼女が風に吹かれた場合 「禅林寺の総門」


今回は光と影の織り成す風景をバッチリ堪能したいと思います。

ゆっくりと中へ進みます。




中に進み大玄関に到着。

ここで靴を脱いで中に上がります。


彼女が風に吹かれた場合 「いい景色や」


中も外国のお客さんがちらほらいるくらいで、非常に落ち着いた雰囲気を堪能できます。

人が多いと、どうも落ち着いて見学できませんのでね。


彼女が風に吹かれた場合 「釈迦堂」
彼女が風に吹かれた場合 「庭に池があります」
彼女が風に吹かれた場合 「釈迦堂 別向きより」


静かでいいです。

気持ちが落ち着いてきます。


彼女が風に吹かれた場合 「更に奥へ進みます」


山側に進んでいくと風が変わります。


彼女が風に吹かれた場合 「綺麗な新緑です」


山を背負って建てられているので、敷地の中に必要な景色の要素が全部詰まっています。


いよいよメインイベンターであります、阿弥陀堂にやってまいりました。

世にも珍しい「みかえり阿弥陀」がまつられている本堂です。




ここからはちょっと奇跡体験的な感じでした。

荷物を入り口に置いて阿弥陀堂の中に1歩中入った瞬間、建物の中はひんやりとした静かな空気に包まれております。

ビックリするくらい穏やかで涼しいのです。

ちょうどこの時は他に人が誰もいなかったので、そのなんともいえない空気感を分かち合う人はいませんでしたが、至高の状態でお迎えいただいた気持ちになります。

阿弥陀様を正面から一度お参りし、阿弥陀様の右手に廻りますと、ご尊顔を拝見出来る様になっておりました。

永観律師をお待ちになっていた時の穏やかな表情のままだそうです。

何度もその場で考えたのですが、この中の涼しさはどうしてなのか、不思議でたまりませんでした。

暑さの中で訪ねてきた者に対しての慈悲としか思えなかったのです。

あまりの尊い場面に、目頭が熱くなってしまいました。
心を穏やかにしたい時は、必ずこちらに伺おうと決心しました。


彼女が風に吹かれた場合 「臥龍廊」


阿弥陀堂と対の位置にある臥龍廊。

龍のような廊下といえば高台寺の階段を思い出しました。

あの階段の屋根の瓦も龍の背中のような迫力ですよね。

彼女が風に吹かれた場合 「奥には開山堂があります」


阿弥陀堂があまりに衝撃的な出来事だったので、しばらく放心状態が続きました。

一旦外に出て、大分前ですがJRのCMで話題になった京都を一望できる多宝塔も見たかったのですが、疲れたので次回のお楽しみにいたしました。




釈迦堂まで戻り、中庭の池の前のベンチで一休み。

この後の行動方針について考えます。