私に続いて何人かの教授が不当解雇されたと述べた。
そのうちの一人が裁判を起した。
結果は当然のことながら大学が全面敗訴した。共同通信はネットで「信義則違反で敗訴」というタイトルで報じた。
この結果は、大学内で行われたことが、社会では通用しないことを証明したわけである。
私が驚くのは、この結果を見て恥じることのない教授会のメンバーたちである。普通の神経を持っているのなら、自分たちの判断が、社会的に否定されれば、いやでも反省すると思うのだが。
いくら強引な小沢一郎でも検察が起訴すれば、幹事長は辞めただろう。しかし、大学は、司法は、自分たちの行為を否定してもほとんど何の痛痒も感じないようなのだ。信じられないことである。