駒沢大学についで立正大学が148億円の含み損を抱えているという記事が出た。今後もこうしたことが続くだろう。
多くの人は知らないだろうが、学校には幼稚園から大学まで学校会計という特別の会計をしている。企業会計との最大の違いは、学校会計では基本金という特殊な項目があることだ。これは、非常に理解しにくいのだが、一言でいえば、倒産しないように、いつでもその学校を再生できる資金を蓄えておくということだ。
こうした制度や公的資金援助、各種の免税などを考えると、大学は、危険な資金運用に手を出すべきではない。
私の経験でも企業に比べて財政的な危機意識が乏しいと思う。
ぼろ校舎で質の高い教育を行う。そういう大学の原点が教員にも学生にも必要だ。校舎が立派でも勉強がないがしろにされているのでは、大学教育が泣く。