前回はまともな講義をしない教員を上げたが、今回は私自身の講義について述べる。多分平均的な姿ではないかと思う。
講義準備にどのくらい時間を費やすかというと毎年やっている手馴れた講義は、1.2時間。新しい講義課目になったようなものは、1日くらいかかる。
準備時間がかかるようになった一番の理由はネットの発達で私の講義課目ではどうしても最新の情報を提供しなければならないからだ。ネットをプリントアウトし、大切な箇所をB4の紙に張り付けてほぼ毎時間配る。学生の質が低下し、ノートも満足に取れなくなってからは、要点のみ記載したB5用紙も配るので時間がかかる。
嬉しいのは、学生が講義をよく聞いてくれた時である。よく聞いてくれた証拠として質問が出た時が大変嬉しい。
質問を嫌がる教員もいるという話を聞くが考えられない。
たけしがテレビで、一人でも聞いてくれないお客さんがいると汗が出るといっていたが、その気持ちはよく分かる。80%の学生が聞いていても、20%の学生が寝ていたりしているとやる気を失う。
学生の反応によって、帰り道は不機嫌になったり、ご機嫌になったりする。
私にとって講義とはそういうものだ。