世界的金融不安で、トヨタ、東芝などが次々と業績の下方修正を始めた。当然、来年の新規採用にも影響するだろう。


といっても大学生諸君は多分、極楽j蜻蛉で世の不況などひと事のように思っているのではなかろうか。とにかく、日本の大学生は太平楽が当然と思っている。一流大学卒でも、一歩間違うとホームレスになるというこの時代の深刻さが分かっていない。


ところで、昨日テレビドラマの「OLにほん」というのを見た。中国を下に見ているところがあるのが少し気になるが、非常に日本人の甘えのいいところを突いていた台詞がいくつかあった。主人公の観月ありさに向って中国人の斡旋業者がいう「いい大学に入るために努力しただろう、企業では負け犬になるまいとして努力しただろう。だけど中国人から見たら、そんなのは努力に入らない」。確かにそうだ。彼らは、生き死にのレベルで生きている。


随分前に韓国を留学生に案内してもらったことがある。その留学生が、肉体労働をしている人を見ていったのだ。「ああなりたくない。だから自分は留学したのだ」と。

この留学生の大学の勉学に対する態度は、日本人の学生とはまるで違っていた。生き死ににつながるような真剣さがあった。


このドラマがどういう展開になるか分からないが、一見する価値はあるのではないか。ドラマを見て、自己を振り返るべきだ。そうでないと就職氷河期を生き抜けない。