盗作などを扱うコンプライアンス委員会に内部告発した。

内部告発というのは、いうのは簡単だが、実際やるとなると心理的負担がかなりかかる。

それでも大学のためだ、学生のためだと思って思い切って内部告発した。


この委員会の委員長は目を白黒したはずだ(表面は平静を装っていたが)。

なぜって、盗作教授は委員長のボスだったからだ。

ボスを盗作教授だと言うわけにはいかない。そんなことをしたら自分の身が危ない。とはいえ、盗作ではないと

弁護するには、それなりの弁明が必要だ。

考えさせてくれといっていたので、寝ないで言い訳を考えていたのかな?私が盗作とした証拠は確実なものだったから、これを否定するのは大変なことだったはずだ。


さて、委員長の弁明はかなり珍妙なものだった。

「この程度のことはみんなやっている」だから、見逃そうというわけだ。

学生だった頃、スピード違反で捕まり、みんなだってスピード違反しているではないかと警察官に食って掛かったら、「じゃ、みんなが泥棒したら、泥棒をしてもよいのか」といわれ参ったことを思い出した。

みんながやっているから。盗作をしてもいいということにはなるまい。

この程度の盗作はみんながやっているということを学生の前で言えるのかと思い、あきれ返ってしまった。

同僚に対しても侮辱である。


しかし、あきれ返った私が、現状を分かっていなかったのかもしれない。

文化庁の著作権の担当部署の方に盗作の証拠を示して、著作権違反にあたるかどうか聞いたら、「この程度の盗作はいくらでもある」といっていた。

それほど大学の一部の教員は退廃しているのかなと思う。


気の毒なのはこんな教員を先生としなければならない学生たちだ。


ところで盗作だといわれた教員はどうしたか、そして私のとった次の行動はなにか、次に書く