結論をいうと私の大学では阻止できなかった。
この種の論文は大学紀要という論文集に載る。この大学紀要というのは悪名が高い。
法政の川成氏の孫引きだが、紀要を集めたジャーナリストの日垣氏はこんなことを書いている。
「日本語の乱れ以前の滑稽な文章スタイルの集大成として、稀有なコレクションになった」
また別の人は「日本語をようやく書く能力しかない程度の「論文」がある。とてもよめない。」
と書いている。
なんでこんなことが起きるかというと、学生のレポートは合格だ、不合格だというくせに、仲間はフリーパスなんだ。
私も紀要の編集委員をやっていた時、意味が通じない日本語があるので、書いた教授に訂正を申し入れようといったが、先輩から止められた。
先輩教授はこういったのだ。
「怒るからやめといた方がよい。それに誰も読みはしない」
そうなんですね。紀要を読む人はいませんね。以前、わが大学では、新入生に紀要を配布していた。そうしたら、
新入生は駅のゴミ箱に紀要を捨てるものだから、駅から苦情が来た。それで配布をやめたのだが、まず、だれも読まない。だれも読まないのになぜ紀要があるかというと教授の発表の場を確保するためなのだ。この問題はまた、書く。
しかし、おそまつ論文は我慢するとして、盗作はあるまじきことで見過ごすわけにはいかない。そこで、こういう問題を扱う委員会に訴えでた。内部告発ですよ。内部告発はどうも嫌なので、随分迷ったが、決心して訴えでた。
どうなったかって?それは次に