もう何十年も前から、ほとんどの大学で学生運動は去った。
今の学生が生まれたかどうかという昭和43年頃、全共闘運動が全国の大学で起った。
その運動には、二つのシンボルとなった大学があった。
東大と日大である。
そのリーダーは、東大が山本義隆、日大が秋田明大。
山本は予備校の教師をしながら、膨大な物理学書を数年前に出版した。
秋田は自動車整理工場主だという。
その頃、私は大学院にいた。あの運動の是非は難しい。
しかし、今の学生と比較すると、国や大学や社会のことを考えていた時代がなつかしい。
リーマンブラザースという世界企業が倒れる時代である、当時とは違った意味で、学生は社会に関心を持つことがどうしても必要だろう。