くだらない話。
妻の産後、
入院している部屋に長女と一緒に泊まった。
ベッドはもちろん妻のもの。
ソファーベッドに長女と僕の2人。
だけど、2人にしては狭い。
寝返りしたがる長女がいたたまれなくなり、
ソファーベッドを娘に譲り、
僕は1人、夜中の廊下のソファーで本を読む。
そのうちさすがに眠くなって、
ソファーベッドの隅のほうに足も伸ばせずにちょこっと横になる。
そんな寝苦しい状況で、
ふと学生時代の記憶がよみがえった。
寒い初冬、
酒を飲んで記憶をなくし、
目が覚めたら終電。
家に帰るタクシー代も無く、
駅前の冷たいコンクリートの上で始発まで野宿。
そんな記憶。
そんなことが何度かあった。
そしてふと、
自分が暖かい部屋にいることがとても幸せに感じた。
当時と比べると飛躍的に恵まれた状況。
ランナーズハイみたいに、
苦しいときに幸福を感じるホルモン的なものが出たのかなぁ
なんて
くだらないことを考えてた。
僕はそもそも、幸せを感じる沸点が低いのかもしれない。
それ自体が幸せなことだから良いけど。
そんな
くだらない話。