祖父の形見のカバン。
「男はつらいよ」の寅さんが持っているような年代もの。
はじめて上京するときは、
このカバンに入るだけの荷物を詰め込んで、
このカバン1つで電車に乗った。
満員電車のなかで、
このカバンを縦にして座ってた。
最初の1人暮らしは、
カーテンも無く、照明も無く、
もちろんテレビも冷蔵庫も洗濯機も無く、
部屋には、ふとんとこのカバンだけだった。
そんな祖父の形見の
思い出のカバン。
それから12年。
さすがに痛んできたので、実家に持って帰ってきた。
思い入れがあるので、別れはつらい。
次回、実家に帰ったときに修理にだそうと思ってる。
