僕から子どもたちへ、ある日の連絡事項(ラインでしましたが、本来ラインで伝えることではないよう気もしてますが)。

自分がどんだけできたかなんてことはさておいての一方通行の発信でしかないですが。

お父さんはもう死ぬだけなんで(笑

 

以下、原文ママ。

 

++++++++++++++++++++++++++

おはよう。

もう遅いかもしれんが、もうちょっと自立してきちんと、人の気持ち考えて行動しないと、「ええ大人」になれへんぞ。

もっと家のこと手伝ったり、お母さんに言われる前に行動したり、人様に対して気遣いしたり…お父さんは家での姿しかしらんから「できてるよ」というのであれば、問題ないが、できてないのであれば、自分のことはもっと自分でするように意識して行動しないと、たぶんロクな大人にならん気がします。

気をつけてね。で、お父さんは、どうせ死ぬだけなんで、もう関係ないけどね。困るのは君達になる。歳とって、いろいろせめられて困るのはとてもしんどい。今から自分で意識変えていけば、いろいろ変わります。社会で仕事するにしても、だんだん人を管理する仕事になっていきます。人を管理する時に、当の本人ができてないと、「何やおっさん、自分できてへんくせに」と言われるでしょう。お父さんやらバイト先の人やら、コーチやら、いろんな人に思ったことあるでしょう。

いずれ自分も同じようなこと言われる立場になります。なるべく言われないようにするために、自分できることは自分でがんばり、自分できないことは人に頼む(きちんとお願いする)。

頭下げるのにお金はいりません。妙なプライドよりは、目先のお金が大事です。仕事なんてその程度のもんです。

●重要●
生きる糧を得るためには、プライドは持たず、意識は高く持ちましょう。生きる術を得るためには、頭を垂れ、腰は低く、自ら行動する人になりましょう。

世の中、めんどくさいことばかりですが、何か楽しいことあれば、それを逃げ道にして、めんどくさいことに取り掛かってください。めんどくさいことたくさん抱えれば、嫌になることばかりですが、それもパズルゲームの一つだと思えば、意外とどうにかなったりもします。

最後にしつこいようですが、お父さん・お母さんはもう死んでいくだけです。自分で生活していくために、もっと貪欲に世間のことを知ろうとしてください。学ぶべきものは、スマホからではなく、実世界にあるものです。スマホからの知識なんかは、得たものではなく与えられたものである(垂れ流された)と認識して、情報の取捨選択はきちんと自分でしないといけません。

まだまだ先は長いと思いますし、君達は、社会に出た瞬間から奨学金という名の借金が250~300万ありますので、一刻も早く払い、貯金や投資などもそれなりにし、人生設計をしないとお父さんみたいに、ケチなこと言わんとあかんようになります。

お父さんのようなお父さんになるのではなく、お父さんとは違う自分だけのお父さん目指して、がんばってください。

お父さんが家族をもって思ったことは、それなりの喜びと巨額の出費。それに対応するためには、小さな楽しみを増幅させることのできる精神力が大事である。ということです。

では、残り80年程度の人生、ほどほどにがんばってください。

父からの言葉でした。