西陣の現状 その１

西陣織の模様を織るために必要なデータは
紋紙と言われる紙製の短冊を連ねたものを使用しています。

それに代わる物でフロッピーディスクにデータ化された
紋紙を入れて読み込ます装置も数十年前から使用されてます。

その装置を作ってた会社(主要２社)はもうありません。
メンテナンス程度のつなぎで各機料店(機用品を扱うお店)が
がんばってやってくれています。

昨今、フロッピーすら見かけなくなりましたが、西陣村では８インチ、
５インチのフロッピーがまだ健在しているのです。

恐るべし西陣村。

でも限界が近づいてる事は間違いありません。
3.5インチですらやばいのですから・・・

そんな西陣村に救いの手が少しありました。
フロッピーディスクが無くても現代のパソコンをつないで
コントロールさせる技術が出来まして、提供できるという
会社がありまして、説明会に行ってきました。

西陣アクセスって会社です。
少々高額ですが、フロッピーが無くなったり、今使用している
機械がこわれてもちょっとは安心です。


こんな非常事態に繊維技術センターは何やっとんねん。
民間企業が技術センターに提供するって・・・

情けない。

税金の投入の仕方間違ってるんじゃないの～！