どこかにビューーンで

角館に行って来ました💓


今回のお題は


「私の角館武家屋敷通りの謎」の

解決篇‼️


私が勝手に「謎」にして勝手に「解決」いたします🤣🤣🤣


「勝手に謎」その①


「武家屋敷通りの道幅が見た事ないくらい広い」謎





コレについては石黒家の口頭ガイドの説明で見事に解決しました😃💓💓💓


モヤモヤを解決できました😆✨

ありがとうございます😭


さてさて、


今まで見てきた武家屋敷は



敵からの防衛の為に

・道端が狭く

・クランクが多い


…でしたが、


この角館武家屋敷通りは


とにかく道端が広い‼️

なので…

クランクもデカい‼️


・ドーンと通りが直線に通っていて見通しが良く、

・その突き当たりの壁がドン‼️と有る


というのが第一印象でした。


でも「突き当たりの黒塀」は、

そこまで行ってみると、

大きく左に折れていて行き止まりではなく、


そこからまた

ドーンと武家屋敷の大通り‼️


という町並みなのです。


コレじゃあ、大軍に押し寄せられるやん💦💦


と、私は「謎」だったんです🤔


ところが、ガイドさんの説明は…


以前は他の場所に武家屋敷が作られていたけれど、

水害や火災などに度々遭った為に、

この地に武家屋敷を移転させ、

火災の延焼を防ぐ為に道幅を広くした。


とのことでした。


防衛策よりも安全性を優先的にした町づくりだったのですね😃✨


もう戦乱の世ではなく

天下泰平な江戸時代でしたしね。


なので、


敵は人よりも

自然・災害だったのですね…


なるほどでした〜🤔


コレにて一件落着‼️🧑‍🎓



「勝手に謎」その②


「武家屋敷の木々が巨木」の謎


角館武家屋敷通りは

とにかく木がデカい‼️

幹が太い‼️








コレについても石黒家の口頭ガイドの説明で見事に解決していました😃💓💓💓


なぜかというと…


上に上に真っ直ぐ大きく伸びる木を植えて

武士の立身出世の願いをこめたから


その思いに応えるかのように

見事に角館の木々は巨木に育ちました。


でもそれも


角館のお殿様が

防災を考えた町づくりをしたからこそ

今日まで木々が残っているんだなぁ…🤔


武家屋敷が移転された当時は

まだ木々も若木であったろうことを思うと、


町の景色も今とは違うものであったと思うし、

こうして三百年経った先に

今の様な武家屋敷通りの景色になっていることを

当時の人たちは想像できなかっただろうなぁ


と思うと感慨深くなります〜✨


それと、理由がもう一つありました‼️

夫君が覚えていてくれました…


もう一つの理由は、火事から屋敷を守る為だそうです。


道幅を広げ、

さらに高い木で屋敷を守る…


高い木々は安全な暮らしが続いてきた証ですね✨




「勝手に謎」その③


角館の武家屋敷の塀が「黒塀」であること。


他の地域の武家屋敷は白壁であったりしますが、

角館の武家屋敷通りは両側に黒塀がずっと真っ直ぐ続いているのがまず目に飛び込んできて、




目にした途端、昭和ど真ん中にワープして頭の中で春日八郎が『お富さん』を歌い出したのは私だけではないと思います🤣


あの頃は

「♩いきなくろべいみこしのまぁつに、あだなすがたのあらいがみ〜🎵」


の意味がよくわかりませんでしたが、今ならそれが


「♩粋な黒塀見越しの松に仇な姿の洗い髪〜🎵」

という意味であったことが分かります😤どうだ‼️


ふむふむ🤔

粋な黒塀に見越しの松ねぇ…


黒塀ってこんな感じかぁ。

見越しの松じゃなくて見上げる程の大木だけど…🌲🤫


そこで、


『黒塀』について

調べてみました😤エヘンエヘン


『黒塀』はコトバンクによると


くろ‐べい【黒塀】

〘名〙 黒く塗った、板づくりの塀。黒渋塗りの板塀

で、

「黒渋塗り」を調べると『渋墨塗り』が出て来て…🧐たらい回し⁈

『渋墨塗り』とは…
柿渋と松木を焼いた煤(松煙)を混ぜたもので、

・防虫
・防腐
・化粧

効果のある伝統技術だそうです。

さらに『柿渋』は

古来より、神社・仏閣の
・防虫
・防腐
を目的に柱の下塗りなどに使われてきたそうです。

塗装職人さん談としては…

「柿渋は木材にドンドン染み込んでいく為に何度も塗らないとキレイにならないけれど、
でもその代わりペンキは塗ると木目が消えてそれがめくれてくるけれど、柿渋は染み込んでいるから表面がめくれにくい」

…だそうです。

それから「黒塀の街」はこの他にも結構日本のあちこちにある様です🥰

お陰で少し賢くなった〜😆💓

…気がする😅

…ということで、武家屋敷通りの三番目の謎についても

コレにて一件落着🧑‍🎓‼️