辛気くさい話で恐縮ですが、ここ3年のうちに、父を亡くし、母が病
で半身が不随になり、義母を亡くすということが連続で有りました。
少なくとも、4年前はいつかこんな日がくるかもしれないとは思いつ
つ、まだみんな元気だったので切ない様な気分になります。
特に母は前と違う人格になってしまった様で、とても残念な思いで
す。母の容姿は華やかで、昔、原節子に似ている等と言われ、若
い時、地元の準ミスに選ばれた事もあります。
ちなみにわたしは全くの父似なので、ほとんど似ていません。
母は、気も強く、非常に前向きで自分でどんどん行動していくタイプ
でした。ただ、強引なところが有り、周りからすれば有難くない時も
有りましたが。
それが、老人性鬱と脳梗塞から、ほとんど笑わなく、反対によく泣
く愚痴だらけの人になってしまった気がします。
種々の事情で施設にいるので、自分の思い通りに行かないことも
原因かもしれません。
昔読んだ、「アルジャーノンに花束を」
ストーリーはおもしろかったけれど、現実とは思えなかった。
脳によって以前の人格まで変化する。
考えてみれば当然のことかもしれないけれど、実際目の当たりに
すると何とも言えない気分になる。
世の中にはいろいろな病気で同じ様な事がおきていて、わたしの
母の例など珍しくはないでしょう。
けれど、ひとりの人間の一生として考えた場合非常に考えさせら
れ、暗澹たる気持ちになります。