そろそろ積み本も解消せねばと、薄めのものから手を付けてみました


「江利子と絶対 本谷有希子文学大全集」 本谷有希子


ひきこもりの少女・江利子は拾った犬に「絶対」と名付けた。

「絶対に自分の見方」となることを求め、その犬の世話をする江利子。

ところが、電車の横転事故の跡を見たとき、事件が起きた(表題作)


人間の深奥に潜む、悪意、ユーモア、想像力を鋭い感性で描いた3作品。

文学界に衝撃を与えた鮮烈なるデビュー作。

(文庫本 裏表紙より)


・江利子と絶対

・生垣の女

・暗狩(くらがり)


○●○●○●○●○●


初期の作品らしいです。


そして以前、この人の書くもの好きだと言っておりましたが…

やっぱりモノによるようです。


それぞれ、行きつくところまで行っちゃってるんですよねー。

気持ちいいくらいの突き抜けっぷりではあるんですけど。

反して、げすい部分も多々あって、読んで決して気持ちのいいものではなかったりもして(どっちw)


表に出るかどうかだけで、多かれ少なかれ抱いている感情をキャラクターに込めるのって、簡単そうで難しいだろうなぁ、なんて思ってみたり。

登場人物のそれは突き抜けてしまってるけど、それに近い感情は誰しも抱いてるんじゃないかな?と思います。




でも最後の「暗狩」はだめー。

ホラー?で死ネタではあるんだけど…


子供はやめて。


そんな感じでした。