本日千秋楽。


やっと書きます。レポ。

何度も観たのに、あいまいなところが多くって。


ネタバレしてます。終わってますけど。

セリフの言い回しや場面の順番についてはあやふやなところや前後しているところもありますのでご容赦くださいませ。



あっちゃんがこの舞台に出ると決まってから、脚本・演出の福原さんがどんなものを書くんだろう?と以前、福原さんが脚本を書いた「くじけまみれ」という舞台を観に行ったと、前にも書きましたが

(その時の日記⇒http://ameblo.jp/niccap/entry-11323482774.html


それがとても面白くて、今回も期待してました。


期待以上でしたけども!


長いデスヨ。



ベッド&メイキングス 第二回公演


『未遂の犯罪王』


2012/11/10~11/18

すみだパークスタジオ(倉)


【脚本・演出】


福原充則


【キャスト】


富岡晃一郎 喜安浩平 野口かおる

佐藤銀平 高山のえみ 橋本淳
藤原慎祐 松下太亮 吉川純広
吉田ウーロン太 小林顕作 山本亨



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


サウナで男3人がたわいもない話をしている。

帽子屋(佐藤銀平)、喫茶店のマスター(吉田ウーロン太)、床屋(松下太亮)。

床屋の男は腕をケガしているらしく、石膏で固められていた。



そこへ山男風な格好をした男・陽司(富岡晃一郎)が乱入

「兄を知りませんか」

兄・一正(喜安浩平)について語る陽司。



◆◇◆◇


一正はウェスタン村で、銀行強盗のショーを日に8回やってきた。

でもウェスタン村もつぶれてしまう。


陽司は、一正を尊敬していた。

「出来たらいいなを実行する、兄さんはすごい」



◆◇◆◇


ドライブインTAKEDA


麻子(野口かおる)と警官の本庄(吉川純広)は体の関係があるらしく、どうやら麻子から警官は病気を移されたらしい。


「男は女の中に残せるのに、女だって何か残したいのよ、ウィルス的なものでも」


麻子は、ドライブインTAKEDAの別室で体を売り物にしているらしい。


本庄の後はバイク乗りの男、大貫(藤原慎祐)と、定食屋の奥の部屋へと消えていった。


店長(山本亨)は本庄に言う。

「人は自分に都合のいい言い訳を見つけるもんだ」

そこへ、陽司があらわれる。

「兄さんを知りませんか?」



◆◇◆◇


町の職員の高梨(橋本淳)


町おこしのために映画を誘致したい。そのために協力をお願いする。


ロープウェイ代、と称して1万円ずつ回収する同じく町の職員の大城(高山のえみ)

その前はケーブルカー代と称して回収されていたらしい。


床屋のけがは、映画誘致の際のスタッフがさせたようで、床屋は町から補償をもらっていた。

高梨はなぜか、床屋とのやりとりを大城に見せようとしない。



◆◇◆◇


つぶれたウェスタン村を眺める一正と陽司。

そこへインディアンくん(橋本)がやってくる。

以前働いていた人の中で唯一、残って野生化したアルパカの駆除を任されているとのこと。


インディアンくんは一正に申し訳なさそうにする。


何かふっきれたのか一正は

「空想するのはもうやめだ。銀行強盗をしてみせる」

といい残し、陽司の前からいなくなる。


◆◇◆◇


麻子は店長とも以前、関係があった。



麻子は言う。


人と人とがつきあっていくには、想像力が必要だ。

半年先が想像できたら付き合う。

そこから2年先が想像出来たら一緒に住む。

そこから10年先が想像出来たら結婚する。

さらにそこから10年先が想像できたら子供を作る。

死ぬまで想像できたら、それが世に言う永遠だ。



◆◇◆◇


手のケガが治ってるにもかかわらず石膏を外そうとしない床屋に、高梨は今月分といって封筒を渡す。

「苦情処理費」という名目で予算がおりたという高梨。

床屋は、初めは拒否するが、来月分からはいらないと言って封筒を受け取る。


何かを知っている大城は告発しようとするが、誰も聞き入れてくれない。



◆◇◆◇


自称「お菓子男子」の喫茶店のマスターは、新作をつくっては試作品を皆にためしていた。

「松やに味まんじゅう」のようなものなど。


床屋は、だまってそのアイデアを使い、「生キャラメル松やに味」を商標化して、売り出していた。


仲間の裏切り、でもマスターが実現しようとする努力をしなかったのも悪い、となんとなく終息。


その様子をじっと聞いていた陽司が憤る。


「なぜ、できたらいいなをやろうとしないのか」


そこへ一正があらわれる。

「弟を知りませんか?」


兄の姿をみると、陽司は失踪してしまう。


兄が銀行強盗をしているというのは、陽司が吹聴していたものだった。



◆◇◆◇


一正がドライブインTAKEDAで寝食の世話になって1週間になる。

陽司は戻ってこない。


大貫が、麻子の荷物を取りに来る。

二人でどこかへ行こうとしているらしい。


まだ麻子に未練のある警官の本庄は、大貫に麻子が自分について何か行っていなかったか問い詰める。


麻子が現れる。


本庄とケリをつけ、店長ともケリをつけ、大貫と麻子はドライブインを後にする。



◆◇◆◇


映画の撮影が始まろうとしていた。


巨匠、と称して現れた映画監督(宮○駿風)は実は偽物だった。

高梨は皆から集めたお金を渡してしまっていたようで、だまされたらしい。


大城が全てを話してしまおうとするが、「あきこ!」と高梨に名前を呼ばれ、なぜか納得して話すのをやめてしまう。


そこに居合わせた人達であれやこれやと討論になる。


出て行こうとする皆を引きとめる本庄。

「俺、さっきこんなような事言われてたよな。でも、理解できなかったんだ」



「なんか・・・悩む必要のない事で、悩んでる気がする。オレそういうの苦手なんだわ」

という帽子屋の一言で、マスター、床屋、そして高梨と大城はドライブインを出ていく。



◆◇◆◇


朝から様々な事が起き、店長がいらいらする、とうなだれる。

そこへ、武田信玄が現れる。

店長は「武田ちよた丸」といい、武田信玄の子孫だ。


もちろん、そこに居た他の人(陽司・一正・本庄)には信玄の姿は見えない。


見えない信玄と会話を続ける店長。


「もっと想像しろ」と信玄に責められ、反論する店長。


「想像力は、弱者に与えられた特権だ。満足しているものは想像する必要がない」

「自分はものすごく低く満足ラインを設定しているから、これでも満足いく毎日を送っているんだ」


そんな店長に、信玄は言う。

「想像しろ。だったら俺の神通力でお前の考えている事を具現化してやる」


信玄の姿が見えない他の3人は店長が一人でしゃべっている事にあっけにとられている。


するとロボットのようなもの(ラピュ○の巨○兵)が出現する。

これは他の3人にも見えるらしい。


店長とロボットの争いになるが、ロボットに投げ飛ばされてしまう店長。

ロボットは去って行く。



◆◇◆◇


そんなのなか、一正と陽司は話し始める。


陽司は、なったらいいなを実行に移す兄が大好きだった。

でも一正は、そんな生活に疲れてしまっていた。

「もうがんばれないよ」


「だから僕が、実行したんだ」

兄の銀行強盗を吹聴し、東京にいる兄の元へは警察まで押し寄せる事態になっていた。


「捕まればよかったんだ。そうしたら、実現できたのに」


一正は、

「よし、銀行強盗をしよう」と思い立つ。

銀行強盗じゃなくても・・・と、ドライブインのレジスターに手をかける。


そこに大貫が飛び込んでくる。

「動くな」



ドライブインには、麻子の運転する車が飛び込んでくる。


「ほとんど私が稼いだお金だから貰って行くわ」

とレジのお金を持って行ってしまう。


持ち去られたお金。ロボットと車でめちゃくちゃにされた店内。

店長は憔悴する。



◆◇◆◇


呆然とする店長、本庄、陽司、一正。

一連をずっと見ていた信玄が語り出す。



糸が垂れてくる。

想像の糸。こぞってすがる。


「それを引いてみろ」と信玄に言われ、引くと蜘蛛の巣のようなものが出てくる。


「たくさん想像しろ、いつかどれかにひっかかる」



◆◇◆◇


サウナで男3人がたわいもない話をしている。

前にちょっと話していた、くだらないこと。


「何かのはじまりは、こんな風なことなのかもしれないなぁ」



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




会場に入っての印象が「狭っ!近っ!」だったので、どんな事に?なんて思ってました。


初めにタオルを腰に巻いただけの姿で3人が出てきたので、また裸??なんて思ってしまったけれど、大丈夫でした(笑)


狭さを感じさせないというか、こんな狭いところなのに!!っていう演出も盛りだくさん。

くじけまみれの時同様、「えー?そんなとこから?」っていう登場があったり

水をつかった演出は、そこの目の前の席にはブルーシートが準備してあり、運よく(?)、一度その席で観る事が出来ました。


ただ、その席はサウナのポロリのときにやはり前ば○が丸見えっていうね・・・・

いえ、大丈夫ですよ、そんな恥ずかしがる歳じゃないですから。

どんな仕組みかなと若干見てしまいそうになりますが(笑)


てか後半戦はかくすの遅かった気がする(笑)



そして、破壊の数々。

カウンターの下や、壁。テーブル。


内容にちょっと入れましたが、車。

マジで車突っ込んでくるんですよ。

初見の時はほんとびっくりですよ。


だから、2回公演の時とか、大変だろうなぁって思ってました。


男だらけの舞台。

高山のえみさん、おキレイなんで言われないとわからないですけど、ニューハーフでしたので、本当に男だらけ。


なのに紅一点の野口さんがこの舞台の中心を持って行っていた気がします。

怪演ってこういうのなんでしょうね。

他のまったく違うタイプのとか見てみたいです。


偽物の監督、もろ「宮崎○です」って言っちゃってましたけど(笑)

だからの巨神○だったんでしょうが。


途中出てくる巨神○ですが、黒子になったあっちゃんが操作してました♪

かぶっているわけではなくて、二人羽織みたいなもの、というのが適切かな?

だから前がほとんど見えないまま、動いていた感じだったので、あの動きは、腰に負担がかかりそうだなとか思いながら見てました。


最初に見た時は、背の高さと腰の細さからもしかしてあっちゃん?みたいになってたんですけど(笑)

黒子の衣裳に身を包んでるあっちゃんは、いつもより細く、そして高く見えました

顔は出てませんよ。あの、黒子のなんかシースルー的なのが顔にかかってましたから。にひひ



やっと今日、山本さんがロボットに吹き飛ばされた時に頭を打つ壁の仕掛けがわかったー。

いつもロボットなあっちゃんに目を奪われちゃってて(笑)


なんか、とっても大事なことだったり、刺さるような事がポロポロ出てくるんだけど、終わった後に感覚だけ残っててどんな言葉だったとか、全く出てこないんですよね。覚えてないのか、なんなのか。

くじけまみれの時もそうだったけど。


だから途中、本庄の「理解できなかったけど、こんなような事を言われてたよね、俺」みたいなセリフ、結構あてはまるなーなんて漠然と思っちゃった。


あとは、途中の麻子のセリフ。

また野口さんの怪演ぶりがすごくって。


私ははたしてそこまで想像して、この結果を選んだだろうか?とか、ちょっと考えちゃった。



福原さんのはまた色々観たいです。



今日、あっちゃん好きな方と初めて直にお話ししました。

私のブログたまに見てくれてたみたいで、事前に別件でメッセでお話しとかしたんですけど、ちょうど千秋楽の観劇に行く、との事だったので、ご挨拶だけ。


もし今日もこれみてたら・・・またよろしくお願いしますね☆