生協の、値引きにつられチケットをとりまして、本日いって参りました。


ネタバレになる内容書いてると思いますので、ご自身の判断でお願いします。

物語の前後やセリフの言い回しは、あいまいですのでご了承を・・・



『ヒッキー・ソトニデテミターノ』

公演日程 2012年10月4日(木)~10月14日(日)


【作・演出】 岩井秀人


【キャスト】


吹越満
古舘寛治 チャン・リーメイ 有川マコト 占部房子
小河原康二 田村健太郎 金原祐三子 岸井ゆきの


【あらすじ】


引きこもり支援団体”出張お兄さん”のスタッフとなった元引きこもりの森田登美男(吹越満)は、スタッフの黒木(チャン・リー・メイ)とともに引きこもり中の20代の息子・太郎(田村健太郎)を持つ母親・かなこ(占部房子)の話を聞いている。途中で太郎になぐられる登美男だったが、カウンセリングを続ける意思は強い。


一方、40代前半で引きこもりを続ける中年男・和夫(古舘寛治)は、黒木とコミュニケーションのロールプレイ(現実のコミュニケーションの疑似体験)をしている。
和夫に過去の自分の引きこもり経験を話す登美男。やがて・・・



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「ヒッキー・カンクーントルネード」という前作があっての、今回のこの作品だそうです。


初めに吹越さんが現れ、劇場での注意事項などを説明している間に、キャストが奥の方のテーブルに集合し、座っていました。

キャストが舞台の間中、座っているのは「浮標」でもありましたが・・・。これも結構集中力いりますよねぇ。



骨組みだけのセットで、部屋の様子を示すという、面白いセットでした。回転させてみたりしてね。


◆◇◆◇


かなこ(占部房子)がひとり食事をとっていると、夫のきよし(小河原康二)が帰宅。

食事を始めると、扉の開閉の音がする。とるものもとりあえず、あわてて寝室に身をひそめる二人。


小5から引きこもりになっていた息子・太郎(田村健太郎)が食事に降りてくる。

太郎は最近は、両親に手を挙げるほどになっていたので、両親はそんな太郎の目にふれないように、生活するようになった。3年になる。


そこで”出張お兄さん”から派遣された森田(吹越満)が太郎の説得を試みる。しかし太郎になぐられてしまう。



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一方、荷物にまみれて引きこもっていた斎藤和夫(古舘寛治)。黒木(チャン・リーメイ)のおかげで、会話が出来るようにまでになっていた。色々なシチュエーションでの会話のシュミレーションなどをしていた。。


黒木は森田を和夫に紹介する。自分と同様、引きこもっていた森田に黒木は興味を示す。そしてその決して社会性が高いように見えない森田の言動や行動におどろく。



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森田の過去。

引きこもり中ではあっても、妹の綾(岸井ゆきの)は兄を慕っていた。一緒にプロレスごっこをしたり。理解者となっていた。


そこへ”出張お兄さん”(有川マコト)が来るが、彼は適応能力が高すぎて、森田と意気投合してしまい、そこに居付いてしまう。


森田と黒木との出会いはその時だった。


外へ出ようと試みた森田は、外出した先で、ひどい目にあってしまう。


◆◇◆◇


太郎への対処として、兵糧攻めを提案する森田と黒木。

食べるものがなくなれば、自然と外に出るはずだと。

そのために、太郎から連絡があっても、一切返信するなと両親に指示をする。


兵糧攻めから3週間。

途中は、改心したようなメールを母、かなこに送ってきていた太郎だが、自分も死ぬだの、両親を殺して自分も死んで終わらせるだの、内容が攻撃的になってきていた。


◆◇◆◇


結局、太郎と和夫は、支援団体の寮に入ることになった。

和夫はきき上手で、寮の人ともうまくやっているようだが、太郎はなかなかうちとけてはいない様子。


自分で職を探し、もうここを出て行こう、と和夫にもすすめる。


しかし、20年の引きこもりで40歳を超えていた和夫には、20代前半の太郎のように、引く手あまたに職はない。


太郎へ、就職内定の通知が届く。和夫も、なんとかお弁当やで働けるようになったらしい。


二人の退寮が近づく。二人の送別会が開催された。


和夫は寮にいながら通う事になるが、息子の門出に涙ぐむ母・よしこ(金原祐三子)


和夫は、森田の姿を見て、教えられたという。

森田はその言葉を聞いて涙ぐむ。


太郎の父・きよしは会社から減給かリストラかを迫られ、退職を選んでいた。妻・かなこにはまだ内緒だった。それを聞いた太郎が憤る。

やっとお前らの世話にならずに生活が出来るときよしへぶつける。


◆◇◆◇


再出発の日。


太郎と和夫は、朝、一緒に寮から出かけて行った。

太郎と別れた後、和夫は・・・・命を絶ってしまった。


森田と黒木は、和夫の弔問へむかう。

最後に、人間らしくふるまえたのではないかという母よしこ。



黒木は森田に、なぜ外に出ようと思ったかを問う。

うまく答えられない森田。

でも、外に出た方が幸せになれる気がしたという。



◆◇◆◇


ドアの前で声をかける黒木。

返事はない・・・・が森田には、和夫の声が聞こえる。


黒木にそれは聴こえない。声をかけ続ける黒木・・・


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


うーん、はしょりすぎてる気もするし、肝心なところがかけてない気がします。


なんていうか、立場上、終始、母親目線で観劇してました。

太郎や、和夫の母の立場。


太郎の家族の描写では、両親の弱さも表現されていたと思うんです。


父・きよしは河原(のようなところ、と勝手に思ったけど)に大声を出しに行くけど、周りが気になって出せない。

ラジカセをもって音楽をかけ、踊ってみようと試みるけどやはり周りが気になって出来ない。


最後にやっと、息子に向かってどなる事が出来るんだけど・・・・


母・かなこは息子の顔色をうかがいながらひっそりと生きる。息子に何かしてあげたいと思ってもなかなか難しい。

心を鬼にしなくてはいけないところでも、なかなかできない。


何がいけなかったのか、どうしてこうなってしまったのか。彼女はずっとそれを繰り返していたんじゃないかな。きっと、自分ができる最善はつくしていたつもりだったと。


なんか、そんな目線でしか見る事が出来なかった。


本来は太郎や、和夫、それからそれらを経験してきた森田の心理をもう少しくんで観ていけばよかったのかもしれないけれど。



なんていうか、またぼんやりというか、どんよりというか、何か残ってるんだけどなんだかわからない、そんな観劇でした。


ところどころで、ちゃんと笑えたし、もっと軽い感じなのかと思ってました。だから余計かな。


なんかね、切なかったです。色々と。

母親の気持ちになってしまうのもそうですが、40すぎて職に困るとか、もうね。本当に切実です。


心に闇を抱えてしまい、そこから脱却するのって、どれだけ大変なんでしょうか・・・

親が悪いとか、環境が悪いとか、世間が悪いとか。

自分の弱さと向き合うことだったり、理不尽な事も受け入れることだったり。

でもちょっとしたきっかけで、誰でもそう成りうるんでしょうね・・・


特別なように見えて特別じゃない。

なんか、本当にそんな感じのばっかり観てる気がします。


はぁ。


気を取り直して。



いろんな人が裸とか生着替え的なことがありました

下はパンツやら、プロレスタイツやら、おむつやら。


笑えるところは、楽しかったですよ。

脚本なのか役者なのかそれはよくわからないけど、どちらにしてもうまいなーって感じです。

いや、あんまり上手下手はよくわかんないんだけども。


ホッとしてみたり、じわじわクスクスしちゃったり。


前作観てたらもっと面白いと思えるところがあったのかもしれませんね。



そのほかには・・・・

劇プレの今井くんいました。あの頭は?と思ったらそうでした(笑)

帰りにまた喫煙所のところで今井くんをお見かけし、そこに荒川良々さんと、そしてそして、小栗旬くんをお見かけしました。

ガン見したい気持ちを押さえつつ、劇場をあとに(笑)


とりあえず来週1本みたらおとなしくするはずです。

来月はまたあっちゃんのあるし、生協でとっちゃった「こどもの一生」なんかもあるし。

ホントは「RENT」も行きたい・・・。


そして11月末~12月にかけて森渉くんのもあるしね。

今回こそは行こうと意気込んでいる所存です。何回もは行けそうにないんだけど・・・


あぁ、あと観たい映画もあるんだった。


働かないと((+_+))

フルで働くようになったら、逆にこんな風にお気楽に行けないだろうなぁ。

息子の受験が終わるころまでにはなんとかしたいんだけど。



とりあえず・・・・


渋谷のパルコ劇場にほぼノーメイクで行った私の勇気をほめてください(笑)


しかし渋谷はきれいな男女がいっぱいだ。