映画「チェケラッチョ!!」 | ニカラオの日々是好日

映画「チェケラッチョ!!」

今日の映画は、「チェケラッチョ!!」

チェケラッチョ!! スタンダード エディション
¥2,646


フジテレビが作った青春もの。


監督は、「101回目のプロポーズ」なんかのテレビドラマの演出やってた人、宮本理江子。

これが初めての映画。

ということで、映画じゃなくてテレビドラマに見える。


出演は、市原隼人、井上真央、平岡祐太、柄本佑、玉山鉄二、伊藤歩、KONISHIKI、等



話はこんなの。


沖縄の平凡な高校生の透(市原隼人)、暁(柄本佑)、哲雄(平岡祐太)の3人と、透に淡い想いを寄せる唯(井上真央)。


ひょんなことから、沖縄のインディーズ・バンド“ワーカホリック”のライヴを目撃して音楽に目覚める。

バンドを組み、できもしないのにワーカホリックの前座としてステージに立ってしまう。


音楽やってれば、あこがれの彼女(伊藤歩)にアタックできる。

透はその思いだけで、突っ走る。

結果はさんざんなめに。


おまけに、彼女はワーカホリックのメンバー(玉山鉄二)の彼女だったことが分かる。

落ち込む透だったが、彼女が東京に帰ることがわかって、最後に彼女のために歌おうと、もう一度チャレンジ。


ヒップホップのテクニックを姉(山口紗弥加)のだんな(KONISHIKI)に教えてもらいながら、なんとか、形にする。

そして、当日、せっかく浜辺に特設ステージを作ったものの、大雨。

でも、やるw


そして、彼女は・・・・・




まあ、べったべたシナリオです。

練り混みもひねりも何もない。

もうすこし、考えて脚本かけよっと言いたくなる。


それでも、まあ、見ていられるのは、主役の4人の若者が楽しそうだからかな。

あと、沖縄の風景の美しさかな。


フジテレビ。

映画を作るのはいい、でも、映画なりの真剣さを持って作って欲しい。

テレビと同じ「うすさ」で映画作るのやめてほしい。


映画がはやってるからテレビ局が映画作りに手を出している。

結構潤沢な予算で。

しかし、結果は内容のない、ただ流されるだけの映像作品を作ってしまってる。

これやってたら、日本の映画、飽きられる。


テレビの人間使ってもいいから、もっと、「濃い」ものつくれ!


ということで、また批判的な評価です。

でも、「青の炎」よか、よっぽどましです。


ということで、また明日ぬんっ眼鏡