今日は、活動初日男の子





Nicaraguaでは、毎月最終金曜日に、それぞれの地域で教員が集まり、会議が開かれる。

今日はちょうどその日だった。







ニカニカ探検隊








全体会の後の、数学分科会でのこと。





50歳くらいの先生に、「ところで君は、給料を、月にいくらもらってるんだい?」と聞かれた。

僕は、正直に答えた。「$400くらいです」と。

(注)正確には、給料ではなく「現地生活費」と言います。「現地の地域社会の一員となり、住民と一体になって活動を行うための任地での生活費を支援(補助)するもの」だそうです。金額は、派遣国により異なります。例えば、モンゴル派遣隊員は月に$290(全派遣国の中で最低)、ガボン派遣隊員は$785(全派遣国の中で最高)支給されています。(JICAボランティアハンドブック)



「えー!?!?そんなにもらってるのか!私の給料は、$100なのに」と言われた。

周りの教員も驚いている。

僕は、「げっ、まずい!!!」と思い、すぐさま、「でも、朝食に60コルドバ、昼食に70コルドバ、夕食に60コルドバ払わなければならなくて、結局、月$100ほどで生活するつもりなんだ。」と答え、その場を逃れた。





月給$100か。。。

現地生活費に加え、国内積立金を毎月10万円もらっていることなど、口が裂けても言えなかった。

国内積立金:「派遣期間終了後の生活基盤の再構築にかかる資金」として、毎月99700円、日本の口座に支給される。(JICAボランティアハンドブック)





以前、調整員の方が言われていた。

「ニカラグアの教員の給料(教員に限らずだと思うが)はとても安く、副業をしている教員も多い。そういう人に、指導力を向上させよう!と言っても、なかなか聞き入れてもらえない。」と。





Nicaraguaの平均年収は10万円だそうだ。(2006, 外務省)



いくら物価が安いとはいえ、10万円は少なすぎだ。

なんとかならないものか。。。





ニカニカ探検隊