あ、もう昨日の話ですが...(^^;
昨日、ふと思い立って
現在のペツォッタイトの産地を確認しようと
グーグルで検索してたんですよね。
そしたら、
最初にヒットしたサイトの記事の下の方に
2019年に「ジョンコイヴライト」が
新種の宝石として認定されたと書いてある。
は?≡゚Д゚)
(゚Д゚≡え?
(。´・ω・)新種?
とりあえず、グーグル先生に訊いてみる。
最初に見た記事のサイトしか出てこない。
んじゃ、英語名の「Johnkoivulaite」で
もう一回。
今度は、結構ヒットする...
mindatにも登録されていました。
情報の発信元がGIAのようで
発見された標本として
下の画像を見ることができる。
![Johnkoivulaite](https://www.nationaljeweler.com/images/diamonds-gems/supply/20190920_Johnkoivulaite.jpg)
![Johnkoivulaite](https://www.thejewelrymagazine.com/wp-content/uploads/2019/09/GIA-696x402.jpg)
画像にある1.16カラットの結晶の標本は
カリフォルニア州カールスバッドの
GIAミュージアムコレクションに
展示される予定だそうで。
ジョンコイヴライトは、化学式を
Cs[Be2B]Mg2Si6O18
とするセシウムを含む
ベリルグループの鉱物で
モース硬度が7.5と、
宝石としての硬さも十分。
六方晶系で比重は3.01、屈折率は1.608
複屈折は小さく
正確に計測できなかったようだ。
特筆すべき特徴として
ほぼ無色から濃い紫色への二色性を持つ。
原産地は、
ミャンマー、マンダレー管区
ピンオウウィン(Pyin-Oo-Lwin)地区
モゴック郡ピンパイ(Pein-Pyit)
と、mindatに記載されているも
ネット上、いずれの記事もモゴック渓谷と
ザックリと紹介されており、
地元の宝石学者
ネイ・ミオ(Nay Myo)によって
発見されたという。
鉱物名は、
GIAの研究者で著名な顕微鏡学者である
ジョン・コイヴラ(John Koivula)氏に因む。
(下の画像の方ですね。)
![John Koivula(1949 -)](https://www.nationaljeweler.com/images/diamonds-gems/grading/20190920_John-Koivula.jpg)
現在、71歳だそうですよ。
今回もフルネーム系の命名ですね...
最近の流行りなんでしょうか。(^^;
さて、この鉱物、
どれくらい産出してるんでしょうか?
GIAが公表するくらいなので
そこそこの産出量なんじゃないかと
期待してしまいます。