私が二分脊椎だと診断されたのはこの世に生まれてから。


生まれるまで分からなかったそうです。


今から30年以上前は、二分脊椎という病気はあまりメジャーではなく(今もか?)母いわく、葉酸が二分脊椎防止に良いという情報も皆無だったとか。


自然分娩で生まれた私は、病院の先生によって、おしりのポコっとした盛り上がりをすぐに発見され、大きい病院に紹介されたそうです。



待望の第一子!待ち望んでいた女の子!


両親は、それはそれは楽しみだったそう。


「二分脊椎」という診断を受け、両親はとても悲しみ、周りからの祝福に素直に喜べなかったと言ってました。


周りには娘の病気は言わなかったんだって。


どのタイミングで言われたか分からないんですけど、医師から「この子は将来車椅子ですね」と言われて、再び両親は絶望的に。



そして1歳になるのを待ち、1回目の手術。脊髄脂肪腫を取り除く手術です。


手術は成功し、私は健常児の成長過程とほぼ同じ経過をたどり、普通に歩けるようになりました。


そして3歳になった頃、妹誕生。


私は全く特別扱いされることなく、姉妹仲良く(?)すくすく育ちました。


4〜5歳頃に2度目の手術。1度目で取り切れなかった脊髄脂肪腫を取り除くためです。


2度目は色々覚えてるんだよね〜〜〜


この頃から今も変わらず点滴が大嫌い。笑


3度目の手術を高校生くらいで予定してましたが、経過が順調だったのでナシになり、今に至ります。


うちは病気に理解のある親だったので、本当にそれは感謝なのですが、二分脊椎によって困ることは家の外でたくさんありました。


それは今度また別の機会で書いていきます。