上演すると発表されたときのビジュアルを見てビックリ。漫画のエドガーそのまま。いやいや、レベルアップしている。

激戦チケットは宝塚ファンの友人が確保してくれた。感謝感激したことは言うまでも無し。

 

もう、大満足!興奮して観てました。

 

舞台上で動き出したらアラがみえるかなと思ったのは杞憂。

普段、歌舞伎を見ている目からすると、ものすごいスピードで話が展開して息つく暇もなし。幼いエドガーも明日海りおが演じるが、まったく違和感なし。

 

第一部の最後、銀橋(ぎんきょう)に出て来た明日海りおがドラマの中締めとして、踊りと言うかパフォーマンス見せたが格好良くてため息もの。

 

ポーツネル男爵夫人の仙名彩世(せんなあやせ)。当然知らないで見ていたので、青いドレスに白いレースのショールを掛けて登場した時に、あまりの美しさにノックアウト。

 

エドガーの柚香光(ゆずかれい)は写真で見た時、彼だけは期待外れかなと思っていたのだが、とんでもなかった。魅力的な哀しい少年になっていた。

 

ヴァンパネラが死ぬとき、漫画では瞬時に粉になる。この消滅の仕方を、舞台上では最初の一回だけ映像を使って見せ、あとは全て姿の消し方を変えていた演出も見事。

 

最後の場面が今現在のギムナジウムで、そこの生徒たちの中に紛れて去っていくというのも、漫画発表当時、同時代にエドガーたちが居ると思わせる時代設定にあっているし、夢が続いていいな。

 

今回の上演は芝居だけでショーは付かないと聞いていたのに、キラキラ華麗なショーがついてた、と思ったら、それは「フィナーレ」というもので、「ショー」とは違うとのこと。「ヤッ!」というラインダンスも入っていたし、十分満足でしたが。

 

まあ、とにかく全編キャーキャー言いながら見ていたということです。

 

パンフを買ったら、真ん中にB5サイズ程の紙質を違えたスペシャルポートレイトが挟み込まれていた。普段の公演パンフには無いサービスだそうです。切り取って使ってネということなのかな。

 

デザート、 「ハンパネーヤ いちじく」 ¥410と、公演オリジナルノンアルコールドリンク「バラ色の命」¥800(たか~い)もおいしくいただきました。

 

お茶して帰りがけに劇場横を通ったら、ちょうど出待ちをしているところに遭遇。柚香光サマのステキなお姿を間近で拝見できました(高級そうなコートとシューズでした)。ファンレターを取るしぐさも研究なさっているのでしょうね。

ファンたちが一糸乱れず静かなのにもビックリ。