3月28日火曜日 17:00

歌舞伎座

 

写真は鷹之資、錦之助、笑三郎、亀三郎のサイン入り俳優祭のパンフ。

 

チケット争奪激戦だったが、10時打ちで入って無事入手。自分のを確保して再度見てみたら全席完売していた。後日、当日券の発売すら中止になったので人気ぶりは相当なもの。

 

「二つ巴」

大石家の家紋が題名。忠臣蔵七段目・十一段目の舞踊。芝翫をはじめ主だった役者と坊ちゃんたちが塩冶家側なのは当然として、高家側に國矢、橋吾、千次郎、蔦之助、いてうほかキレの良い人たちが揃っていて見ごたえがあった。

 

「石橋」

坊ちゃんズ揃踏み。

松也、巳之助、隼人、橋之助、壱太郎、児太郎、尾上右近、米吉。

毛振りは体力任せにこれでもかと振り回してお祭りらしくて嬉しかった。

 

亀三郎が模擬店での注意を話しにでてきたものの、続々と席を立つ方々。

亀三郎も「あ~あ」と言いつつ規定通り述べて、最後に「僕まだ話してますよお~」と笑いをとって退場。

 

俳優祭Tシャツを孝太郎から購入して後は役者さんの顔を間近に拝見すべく、ウロウロ。

写真を撮るのがとにかくヘタなので自分では一切撮らないでいたら、偶然会った友人夫婦の夫がカメラマンに徹してくれて、結果、何十枚も役者さんと写真に納まる。

 

ミクトモなおこさんから一階受付で亀三郎のサインがもらえると聞いて馳せ参じて、今日で最後の亀三郎サインをもらう。「名君行状記、すばらしかった。再演を」といったら「松竹に言って下さい。僕じゃ決められない」とのこと。確かにそうだね。一言の声聞いても、良い声だったワ。

 

市川右近くんが、緊張した面持ちで声をあげてフランクフルトを売っていたのがカワイイ。

その真後ろでパパが汗だくで右近くんを守っていた。

 

めでたい焼をうっていた鷹之資に自主公演見てますと声掛けしたら、今年は11月25日国立小劇場ですとの元気な返事。行きたい。

 

煎り豆を売っていた水谷八重子のところに松也の妹、 春本由香がいたので「徹子の部屋」みましたよと言うのと同時に友人が舞台も見たといったので、本当にうれしそうに「もっと、お役が貰えるようにがんばらなきゃ!」とキラキラした目で見つめてくれました。

 

お茶の箱を抱えて通路を歩いていた鶴松と福之助からお茶を買って「応援してますヨ!」と言ったら、鶴松が本当にかわいらしい笑顔で「ありがとうございます」と会釈。う~ん、ヤラレタ。

 

と、まあ大はしゃぎ。

 

「月光姫恋暫 かぐやひめこいのしばらく」

染五郎のドリフ愛が炸裂した舞台。

監修は菊之助と海老蔵になっているけれど、染五郎の部分は〈あなたにおまかせ〉だったに違いない。

 

大抵ぐずぐずになってしまう俳優祭の芝居だが、今回は構成がきちんとしていたし、ドリフリスペクトの場面など、一生懸命稽古して合わせたのではないかな。

たぶん、TVでみてもおもしろいと思う。

 

放送は

2017年4月30日(日)21:00~ NHK Eテレ

 

わたしも、もう一回みる。