7月9日木曜日 11:30 新橋演舞場
楽しかった。
平安時代のの東北制圧をファンタジックな物語にした舞台。主人公三人、阿弖流為の染五郎、坂上田村麻呂利人の勘九郎、立烏帽子/鈴鹿の七之助のからだが爽快に動いている。
音も衣装もそのからだから出てきたみたいにぴったり。
振り返るだけでほれぼれする輝きをみせる染五郎。
勘九郎が腰を割って低く構える見事に安定した姿勢から、楽々と立ち上がって次の姿勢に移る美しさ。
七之助は、立烏帽子という女性戦士から荒覇吐(あらはばき)の神の正体を明かす瞬間がすごかった。
前に進み出て、ただすっくと立っているだけ、表面的には何もしていないのに、体の芯をコントロールして神の姿になっていた。
そこがドラマの頂点ともなっていたから、鳥肌がたつおもしろさだった。
萬次郎の御霊御前が立派だった。素顔は三の線の顔立ちだが化粧で怪しさを漂わせる美女になっていて見事。
セリフ術も確かなもの。
彌十郎の藤原稀継と対話している所は、二人のせりふがしっかりしているので厚みがあった。
最後は配られた腕輪が青く、白く光って客席がきれいだった。
芝居見物仲間が詳細な初日レポートをtwitterにあげてくれたお蔭で様子が分かっていたので、坂上田村麻呂弁当(麻呂だから京風)¥1.500とパンフ¥1.800を買った。
パンフの勘九郎写真、加工してあるとはいえ仁王像みたいで立派だ。
楽しかった。
平安時代のの東北制圧をファンタジックな物語にした舞台。主人公三人、阿弖流為の染五郎、坂上田村麻呂利人の勘九郎、立烏帽子/鈴鹿の七之助のからだが爽快に動いている。
音も衣装もそのからだから出てきたみたいにぴったり。
振り返るだけでほれぼれする輝きをみせる染五郎。
勘九郎が腰を割って低く構える見事に安定した姿勢から、楽々と立ち上がって次の姿勢に移る美しさ。
七之助は、立烏帽子という女性戦士から荒覇吐(あらはばき)の神の正体を明かす瞬間がすごかった。
前に進み出て、ただすっくと立っているだけ、表面的には何もしていないのに、体の芯をコントロールして神の姿になっていた。
そこがドラマの頂点ともなっていたから、鳥肌がたつおもしろさだった。
萬次郎の御霊御前が立派だった。素顔は三の線の顔立ちだが化粧で怪しさを漂わせる美女になっていて見事。
セリフ術も確かなもの。
彌十郎の藤原稀継と対話している所は、二人のせりふがしっかりしているので厚みがあった。
最後は配られた腕輪が青く、白く光って客席がきれいだった。
芝居見物仲間が詳細な初日レポートをtwitterにあげてくれたお蔭で様子が分かっていたので、坂上田村麻呂弁当(麻呂だから京風)¥1.500とパンフ¥1.800を買った。
パンフの勘九郎写真、加工してあるとはいえ仁王像みたいで立派だ。