自分より格上の相手と戦うとき、どのようなメンタルで戦えば良いのだろうか
例えば相手の力が50だとする。このとき自分達は30だとしよう。
成長しない人は、相手を50だと認めない。「こんなやつらに負けるわけがない。」「どうせ勝てるでしょ。」傲りや無駄なプライド、慢心で満ちている。
そして何をするかというと、相手を20や10だと思い込む。つまり、自分達より下だと信じこむことで、慢心混ざりの無駄なプライドを保つ。
そして負けたあとも、「運が悪かった」「審判が悪い」と言う。相手へのリスペクトも、審判のリスペクトもない。成長しない選手の典型である。
では成長する人はいかなるものか。
50の相手を見たときに、まず相手を認める。「自分よりも上手い、強い」と。そしてその人たちに食らいつこうとする。「一点でも多く取ってやる。」「通用するものを一つでも見つけてやる。」と。
するとどうなるか。
30だった彼らは50の相手に引き上げられる。高いレベルの中で、彼らはどんどん50に近い力へと成長していく。これが「試合での経験値」であると考える。
ここでいう認めるとは、相手が上手いから両手を上げて降参というわけではない。自分の実力を理解し、相手の力を理解し、それらをすべて受け入れる。それが認めるということである。
自分が持てる力の100%を出し切っても勝てないのなら、悔しいがそれは相手が上手かった。ただそれだけである。
そして、そう思えるように、自分は100%出し切ったぞと思えようにすることが大切である。
そのためには準備が必要だ。密度の高い、確かな準備が。
準備とは無論、練習のことだ。練習からメンタルを作り、練習から試合を見据えて指導をしていきたい。