自分の記憶にある限りで3回。
まずは4才の頃、新潟のじーちゃんばーちゃんが遊びに来て
東京見物移動中の電車車内で、膝の上に抱っこしてもらったまま、シャー!
幼稚園のお絵描きの時間に、椅子に座ったまま、シャー!
小学校1年生で、帰り前の掃除の時間に床掃除してて
大きい方、モリモリ!
この3回は、覚えています。寝小便はありませんでした。
とにかく内弁慶だったので、おしっこしたいとか
トイレ行きたいとか、他人の前では言えない子の失敗でした。
この中で、今でも忘れない場面。
それは幼稚園での、おもらし。
おしっこしたいな~と思いながら、次の休み時間まで
我慢しようと、必死にモジモジしつつ絵を描いていました。
でも何かの瞬間、ジャー・・・。あ・・・。
一旦出てしまうと、もう止まりません。
友達の前での恥ずかしさか屈辱か、悔しさか
私はシクシク泣き出してしまいます。
すると隣りの席の女の子が
「私が、お水、こぼしたことにしてあげようか?」と。
この時の優しさは一生忘れません。
私は彼女の好意に、首を横に振り、泣き続けるばかり。
結局、その様子にすぐ先生が気付き、教室の後ろで
幼稚園の名前入りのパンツを履き替えるハメになりました。
今思えば心の中では、咄嗟に相手を思い、優しい言葉で
かばってくれようとした女の子に「尊敬」という感情を
抱いた瞬間でしたね。
私も彼女のような人になりたいと、初めて芽生えた思い。
子供たちは、大人の知らない時間にも少しずつ学んでいます。

にぼし。4才。この帰りに、シャー!ww