私の父は生前 人工透析を10年近くしておりました。糖尿病からの腎不全でした。

平成22年11月中頃に腰の圧迫骨折により透析の出来る病院に入院しました。入院した翌日からリハビリが始まり高齢の父には、かなり辛いようでした。


2ヶ月経った頃から車椅子で少し自分で動けるようになり 喜んでいた矢先に車椅子から転んで自力では起き上がれずに自信を失い・・・そしてだんだん弱っていきました。お決まりの食べ物が食べられずに・・・鼻からの栄養チューブになりました。


平成23年4月上旬に心肺停止の人口呼吸器で命をとりとめました。意識がなくても透析をしなければならない姿に涙が止まらなかった。週3回 4時間の透析は絶対に必要だった。看護士さん4人がベッドごと移動して透析室に 色んなチューブにつながれたまま・・・移動していた。1ヶ月後には、意識が戻ることもなく逝ってしまいました。家族が見守る中 最後の最後まで私は、父の手を離さなかった。


圧迫骨折からなんで?死んでしまうの? 高齢故に? 透析も体に負担が?


今も 父がまだいるような錯覚が時々 ある。