やっぱり一番に思い出すのは、去年の大晦日31日だ。朝から雪がひどく降り始めて今日は、父の病院に行く予定だった。JR駅までバイクは、無理でJR駅まで市バスで行き雪の中を歩いて病院にはやる気持ちを抑えて 病室に行くと父は待っていた。
外は寒くても病室内はとても暖かった。私が行くと直ぐに耳の遠い父は補聴器を付けてくれた。
多くは喋らない父だが・・・父の足をマッサージして顔をホットタオルでふくと”気持ちええなぁ~”と!!
何時も帰り間際にはいつも”また来てくれよ!待ってるし”と右手を振っていた。
私は、駆け寄りその右手を握って”また来るがなっ”と言っていた。
もう~病院に行っても父は、いない。帰りはバスに乗って阪急電車で帰った。
片道 60分はかかる遠い病院だった。半年間通った。80才の母親には厳しかったと思う。