無題 | 置き場

置き場

置き場

いつも側にいたような存在だった
けれど君は僕をただの友達ともおもってなかったんだね
僕の気持ちは深まるばかり

尖った釘に刺されたように胸を押さえた
痛くないと思い続けても
見えない傷が深まるばかり

オレンジ染まる空見つめ
話した事も忘れたの?
見えない傷を締め付けないで
「もう、ほっておいて」
偽者演じる君はもういらない
不意に見せた笑顔
それは偽りの笑顔
大好きだった偽りの笑顔の君に
刺のある花束を