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本日のテーマはトーナメントについて。


エリアトラウトをやっていると必ずいつかは耳にする「トーナメント」


私も本格的にやりだしてから、数釣りを競技化して競う大会があることを知りました。


人によるかもしれませんが、やはり趣味を極めていくと自分の技術を試してみたくなるもの。




どこどこまでも自己満足の世界で、より高い技術を望むなら競技するのが最も手っ取り早いことはどの界隈でも一緒。

ただ、やはり初めての参加は二の足がでますよね。

なので、一年間トーナメントに出てみて感じたことを超個人的に纏めてみました。


  準備しておくこと


大会のレギュレーションに準拠したセッティングやルアーを準備するのは言うに及ばないですが、これだけやっておいた方が良いことがあります。それは、


[ライナーキャストでピンポイントを狙う練習]


です。


基本的にトーナメントの場合、決められた釣り座で隣り合って同時に釣りを行い釣果を競います。


その間隔はおおよそ2mから5mほど。


人気エリアの土日で満員の釣り座程度の間隔、と言えばわかるでしょうか。



風が吹こうが、雨が降ろうが、相手に釣られまくって精神的に動揺しているときでも目の前に投げ続けなければなりません。


タックルは入門用でも一本しか持っていなくても何でもOKですが、どういう状況でも限られたスペースへ正確にキャストできる練習をしておくと、迷惑をかけず快適に試合出来ます。




  トーナメンターって、怖いの?



よく、聞かれます。


端的にいうと、人それぞれです。


SNSなんかでは悪い人が拡散されて非難轟々…なーんてのもありますが、基本マナーを守って釣りをする、人に迷惑をかけないなんてのは出来て当然なので「この人めっちゃマナーよかった!」なーんてのは投稿されないわけですね。


ただ、やはりいわゆる「身内感」は出ます。


私自身、トーナメント行くと知ってる人同士や常連同士仲良く会話してて1人ぽつん…なんてのも結構ありました。


ただまあ、仕方ないことです。


競技前、緊張の最中。見知った人がいたらそりゃお喋りして解したりとか情報交換したりしますよね。


私は基本1人で釣りするのは苦じゃないので、割りと平気でしたが、そのような空気感が嫌だとちょっと辛いかもしれません。


ただ、これも個人的な意見なのですが、積極的に自分から声をかけて輪に入る努力をすると案外すんなり受け入れてくれたりもします。そこはコミュニケーション取るのが好き嫌いあるでしょうからお好みで(笑)


もし、お仲間を増やしたければTwitterがおすすめです。

似たような釣り場に出現する人を見つけて、ツイートを遡り、似た価値観の人にメッセージ送ってお友達になる努力をしてみてください(笑)



  ランディングについて


よく、ちょんて弾くようなランディング(取り込み)を動画とかで見ますよね。

なんとか難しそうだしあれが出来ないとトーナメント出ちゃ行けないのかなってなりますよね。

全然そんなことありません。

あれはトップオブトップが極限を求めて行き着いた先なので、一般トーナメンターは普通にランディングしましょう。

何より、慌ててランディングするとトラブルの元ですしばらしやすくもなります。

まずは魚を掛けること。掛けた魚をばらさずキャッチすること。

ランディングをちょっとばかし早くして、仮に一投多く投げられたとしても、私レベルでは勝敗に関係しませんでした。

そんなんでも、ハウストーナメントで表彰台に上がれちゃいます。丁寧にやりましょう。

  トーナメントのメリット


言うに及ばず、技術が身に付きます。

自分が得意なパターンは何か、苦手は何か。

自分の釣れなかったシチュエーションで、釣れた人は何をどうしたのか、その考え方とは?

トーナメントは生き物相手のガチンコ勝負です。

歴戦の猛者でも手抜きはできません。つまり。

数多のトップ層が長年かけて培った技術のあれこれを、体感して盗めるチャンスということです。

時間と経験、こればかりは金では買えない貴重なものですがそれをゴソッと盗める大チャンスなのです。

そうして盗んだものを日々の釣りで飲み込み消化して筋肉をつけていくわけですね。

もちろん盗めないものも多数あり、それこそがトップの領域なのですが…(笑)



  総評


基本的にトーナメント=競技会なので、それなりに楽しめる人、そうでない人は分かれます。

とはいえ、時間をかけずに技術を身に付けるならメリットは物凄く大きいですし、何より必死になって勝ちを掴めた瞬間の喜びは日常では味わえないスペクタクルです。

興味があるなら、まず出てみましょう。

体感して、合う合わないの判断をするのは決して遅くないですし体験は人を成長させます。

刺激と成長を確実に実感できる、中々日々の生活に無い時間です。

是非、暖簾をくぐってみてくださいね。