暑い過酷な夏のエリアトラウトシーズンを終え、ホームポンドが閉まっている中、色々な釣り場へ赴きセッティングを試しまくり、ようやくしっかり固まったので個人的なメモも兼ねて現在のセッティングをご紹介。



※画像はイメージです。


さて、具体的なロッドセッティングを語る前に。
私なりのセッティングの考えを。

本格的にエリアトラウトのロッドを揃え始めるにあたり、参考にした動画がこちら。 


こちらの動画の中に、タックルセッティングの話が出てきます。この話の肝として。

タックルを揃えるか、ラインを揃えるかどちらかにした方が繋がりの良いセッティングになる。という話が出てきます。

Aのロッドを何本か揃えて、ラインでテイストを変えるか。ラインは揃えてA、B、Cの違うロッドでテイストを変えるかといったところですね。

また、特にスプーニングに置いてラインを変えてしまうと浮力の関係からリトリーブスピードやスプーンの姿勢に変化が出てしまうので、メインラインは揃えたいところです。

個人的には色々なロッドで遊びたいので、メインラインはエステルで統一し、ロッドでテイストを変える方針を取っています。

また、放流魚をバンバン取る大会仕様と平日ののんびりした残存魚を取る仕様では、だいぶスピード感が違うため、ラインは変えないものの少しセッティングを変化させています。

前置きが長くなりましたが、それらを踏まえて現在の平日タックルセッティングがこちら!

①ダーインスレイヴ オーバーブレイズ 62ML-HS
    21プレッソ 1000S ES2 0.4号


基本1.6g以上のスプーニングで使用しています。スローに曲がる竿でパワーが有るため、朝イチのサーチや沖で大きく反転してくれる際に強いセッティングです。放流一番手でも使用します。

②ダーインスレイヴ ガイアブリッツ 
   21プレッソ 1000S  ES2 0.4号


こちらは1.3g以上のスプーニングと大型クランク、にょろ系、トップウォーターを任せています。非常に汎用性の高いロッドで、同じMLのオーバーブレイズと比べてよりレギュラーテーパーなので、かかってから暴れる時やバレやすい大型クランク、にょろ、トップなどにめちゃくちゃ強いです。

また、沖で出る反転しない早いバイトに合わせる場合もこちらのロッドを使います。浅がかりしても追い合わせとレギュラーテーパーのばらしにくさが確実にキャッチしてくれます。①の放流で勝手にかからない時、アワセが必要な時もこちらを使います。

③ダーインスレイヴ インパクトソリッド 61IS-SSL
   21プレッソ 2000S ロデオエステル 0.35号


こちらはマイクロスプーンを含めた、2.4gまでの全スプーニングにて使用しています。日中の小さくゆっくりとしたバイトに対して、エステルとソリッドの初期かかり性能&超ハードなベリーバットで、こつんとしたバイトをちょこっと巻き合わせしてかける為に使います。①、②のセッティングでスプーニングを行う際に、ティップは入るけどかからない時、あまりにも手前でバイトが出まくる時なんかに使います。

また、朝イチのポンド状況をサーチして活性の高い魚が少ない時なんかは1日これだけでスプーニングやるときもあるほど重宝しているロッドです。一番最初に、買ったダーインスレイヴでもありますのでピーキーなロッドですが一番のお気に入りです。

④ダーインスレイヴ 61GL Rev-F
   17ヴァンキッシュFWチューン 1000S スーパーエステル0.4号


こちらは③のセッティングで、更にスローになったときや、表層の誘いを入れまくる時のスプーニングに使用します。非常に硬いですがソリッドの③に比べて、パワーのあるベリー~バットまで作用する時間が少しだけ長いため、③だとアワセが早すぎて変なところにかかったり、表層ですっぽぬけが多発するときにこちらでスプーニングを行います。

また、ボトムのずる引きをした際は、アワセも何もしないでかかるので低水温時のスローなボトムアプローチも任せています。クリアポンドのGJなんかもこちらでやってますね。

⑤ダーインスレイヴ オーバーブレイズ 61UL-M
     23エアリティ 2000S スーパーエステル0.3号



こちらは1.3gアンダーの軽量スプーンがメイン、サブ的な立ち位置として小型の表層クランクで使用する場合があります。

基本的にマイルドなULのテイストですが、ティップが比較的硬めで、超ショートリーダー(15センチくらい)を組むことで、初期かかりの早さが③や④並みに早くなります。

ですので、③④が「スローで小さいアタリ」を積極的に取りに行けるのに対して、こちらは「スローで鋭いアタリ」を硬いティップとショートリーダーで初期かかりさせつつ、ULのベリーの柔らかさでしなやかにキャッチまで持ち込むセッティングになります。

なので、アワセ方は③④とほぼ一緒。全然違う固さですがその辺りが非常に繋がり良く持ち変える事が出来ます。

⑥ダーインスレイヴ インパクトソリッド 61IS-UL
  21プレッソ  1000S インフィニティX8 PE0.3号

※画像取るのを忘れた為、釣果写真です(笑)


個人的に、こちらのIS-ULはプラグオンリーで使っています。フルサイズクランクからマイクロクランク、にょろ、トップからボトムまで。GJなんかも任せます。

とにかくばれないし適度な張りがあるので遠投しやすい。PEを組めばソリッド×レギュラーテーパーのだるさも消えるので、プラグの巻き抵抗で勝手に魚がかかって、そのままキャッチ出来る超オートマチック仕様。

これで弾かれるようなら②に持ちかえます。

以上、いかがでしたでしょうか。

個人的にアタリがあってかからないのが一番嫌いなので、全体的に固めのセッティングになっています。手前のポロリは平日ゆっくりやるならまず無いですし、自分のやり取り次第でどうとでもなるので、フッキング性能に長けたセッティングを使っています。

お陰でロッドに関しては人よりだいぶずれた感性になってしまいましたが…(笑)

こちらは放流無しの平日にて使っているタックルになりますので、次回は放流ばんばんある時や大会仕様のセッティングをご紹介します。

拙く片寄ったセッティングですか、ご参考までに(^-^)