私のブログを読んでいただければ解るように、ヴァルケイン様のお陰でエリアトラウト沼にどっぷり浸かり、いまなお沈み続けている今日この頃、話題の新作ダーインスレイブを手に入れたので、早速インプレッションさせて頂きます。


という訳で今回紹介するのは、こちら

DainsleiF overbraise 6'1UL-MNEW

ロッド全体が美しい弧を描く芯のあるしなやかさが特徴の6'1UL-M。 しなやかさの中に絶妙に織り交ぜた反発力がマイクロルアー操作時に発生しやすい高速バイトを吸い付けるようにフックアップに持ち込み、安定したキャスタビリティを生み出す。 (公式ホームページから引用)


 

 


ヴァルケインには既にハイエンドクラスのダーインスレイブというモデルがあるが、それらに次ぐミドルハイエンドクラスの位置付けとなるロッドが今回のオーバーブレイズ。


その中でもっとも柔らかいUL-Mにエステルラインを組んで、お馴染みアルクスポンド宇都宮での実釣インプレッションとなる。


正月休みでほぼ釣り座は満席、南側のはじっこに入りクロスキャストにならないよう軽目のルアーで探っていく。まずはハイバースト16から。


キャストフィーリングはULらしいしなやかさ。


ティップの感度も上々で、ウォブリングの動きがよく分かる。


ボトムから巻き上げてファーストフィッシュ


最近のアルクスポンド宇都宮は大量のトラック放流のお陰で元気な魚が沢山いるものの、人的プレッシャーがきつく、バイトまではスローな展開で誘い、口を使わせるとめちゃくちゃ早い動きでルアーを引ったくるようなアタリが多発している。


通常のロッドにエステルラインだと弾いてしまったりばらしが多くなりがちだが…このロッド、魚がルアーを咥えている時間が物凄く長い。


綺麗に中間部分まで曲がるので、プレッシャーのかかった超高速バイトもきっちり深くフッキングしてくれる。


当然ULなので、ランディング中の追従性も抜群。

まずばらす心配が無い。



その後表層クランクやトップウォーターの巻き、マイクロスプーンを投げたが、全てのルアーに置いてバイトをしっかり乗せる動きをしてくれる、非常にキャッチ率が上がるロッドと言えよう。



薄皮一枚なんのその。これがバレないのだ。


総評として、個人的な使用感を述べるなら。

『エステルラインをナイロンラインの様に扱える』ロッドと言える。

エステルラインの感度、キャスタビリティ、水馴染みの良さ、針かかりの良さ等の良い点はそのままに、バイトに持ち込んでからのフッキングまでの咥えさせる長さ、ランディングの安心感、ULならではのライン負荷軽減からなるキャッチ率の良さ。

まさしくこれまでのヴァルケインロッドに無かった『新感覚』でエリアトラウトを楽しめる最高のロッドです。

また近々、アルクスポンドさんで他二機種もインプレッションさせて頂きます(^-^)