エリアトラウト、というとおおむね早朝~日没までの営業が多く、中々ナイターまで居させてくれる釣り場は少ないですよね。


アルクスポンド宇都宮では冬季以外は20時まで営業しており、数少ないブラインドでのルアー釣りを楽しめます。


サイトフィッシングに楽しみを覚えている方は多いですし、事実見ながら釣り上げるのは非常に興奮するゲームであること間違いないです。


ただ、一切の視界から得られる情報が無いナイターでのブラインドゲームでは、数ある経験と知識、ラインやロッドから感じる僅かな情報を元に見えない魚と対峙する。そして自分の想像を信じてルアーを選択し、見えない魚を引き付け、釣り上げる。


これもまた非常に乙な、難解なパズルを解いた時のような達成感を味わえるわけです。


さて、この日は急遽半休となった為16時からの釣行となりました。


たまたま車の中へ放り込んでいたハイバースト16のみ持ってエリアへ赴き、レンタルロッドにて釣りに勤しみました。 

 

基本的にどんな状況でもこれだけ持っていればなんとかなることが多いのですが、どうやらこの日はスレっスレのポンド状況。


数少ない周囲のアングラーを見ても、連発いる方はおらず、あの手この手を使って攻め込むもアタリはあれど食いつかず、さりとてチェンジするルアーは持っておらず無情に時間が過ぎて行きました⌛


さっさと納竿して帰ってくれば良いものの(笑)そこはそれアングラーの性、やられっぱなしでは帰れません。


何か、シチュエーションを変えてくれるきっかけは無いものか。


ふと気がつくと雲が広がり夕焼けは隠れ、一気にエリアに差す光量が減っていました。

そして増え出すアタリの感触。ここだ。


早速ハイバースト16ブラウンからハイバースト16ブルーシルバーのカラーへチェンジ。


宵闇に紛れるメタリックブルーと白銀にちらつくシルバーカラーの組み合わせは聞くハズ…


アタリのあった中層付近を引っ張ると、待ち望んだバイトの手応え。


はやる気持ちを抑え丁寧にフッキングから手繰り寄せ待望のキャッチを達成。


そこからはタナを変えつつ閉場まで釣れ続け、溜まった鬱憤を大いに晴らし帰宅となりました。


状況の変化、魚の変化を見逃さず的確にルアーをチョイスし攻める。またひとつエリアトラウトにはまっていった1日でした。


次回は鹿沼の奥地にある、清流のエリアをご紹介させて頂きます…