仏教批判の書、「妙貞問答」の現代語訳+論考が本に(しかも末木先生) | 釈迦牟尼スーパースター ~仏教のつれづれ~

仏教批判の書、「妙貞問答」の現代語訳+論考が本に(しかも末木先生)

江戸時代に、仏教からキリスト教に改宗して、その後、キリスト教も捨てて行方知れずになってしまった、不干斎ハビアン。

そのハビアンが、キリスト教改宗後に仏教を批判した「妙貞問答」が現代語訳され研究論文付きで出るそうです! 著者はあの末木文美士先生! 
(法蔵館から、4月頃?、9000円)9000円か~~。

(「妙貞問答」は東洋文庫からも出てますが、そちらの中身はまだ見てません)


<法蔵館のHPより>

◆妙貞問答を読む ――ハビアンの仏教批判 【宗教/仏教】

末木文美士編・A5判・予500頁・本体9,000円+税
江戸時代初期、不干斎ハビアンによって著わされたキリスト教の教理書『妙貞問答』。その上巻の影印と翻刻・註、現代語訳、および『妙貞問答』に関連する書下ろし研究論文9本を収録。


「妙貞問答」の上巻って、たしか写本が日本に1冊しかないんじゃなかったっけ?(天理図書館蔵)。

前にもハビアンのことは少しメモしたことがあるけど。
http://ameblo.jp/nibbaana/entry-10226171762.html



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