出たっ「般若心経」(NHK Eテレ『100分de名著』)
16日朝5時というとんでもない時間にテレビをつけたら、
NHK・Eテレ「100分de名著」の再放送で佐々木閑先生が出てらした。
テーマは、出たなっ日本人の大好きな「般若心経」だ。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/19_heart-sutra/index.html#box01
放送日は1/9・16・23・30(毎週水曜 午後11:00~11:25)、
再放送が翌週水曜に2回ずつあるので、まだ間に合います。
玄人筋には毀誉褒貶がある感じの般若心経だけれど
「空」がどのように解説されるか見てみようと思います。
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(番組HPより)
日本人にとって最もなじみが深いお経であり、今、改めてその価値が見直されている「般若心経」。「100分 de 名著」1月シリーズでは、新しい年の始まりにあわせ、「般若心経」を取りあげます。
「般若心経」の「般若」とは「知恵」を意味する言葉です。その般若心経で最も強調されているのは「空」という概念です。
世の中は、様々な複雑な要因がからみあいながら、常に移り変わっています。そして世の中の変化のすべてを、人間が完全に予測することはできません。
例えば気候変動にしても、宇宙や気象のメカニズムからある程度のことは予想できます。しかし次の氷河期がいつになるか、はっきりとしたことはいえません。つまり人間は、何がいつどのような形で起きるかを、正確に知ることは出来ないのです。
古代インドの仏教徒たちは、この不確かな世の中をどうとらえるべきか、様々な考察をめぐらしました。その中から生まれてきたのが「空」の思想です。変化し続ける世の中の背後には、複雑すぎるがゆえに、人智が及ばない何らかの法則がある。その「見えない変化の法則」を「空」と呼んだのです。
「般若心経」は、私たちは「空」のもとで生きているとしています。そして人間が、どのような心構えで人生をおくるべきなのかを語っています。
番組では、日本人の心の原点ともいえる般若心経を読みときながら、「空」の思想を今どのように受けとめるべきかを考え、生きるヒントを探っていきます。
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