「空海と密教美術展」@上野 & NHK「空海 至宝と人生」
さんざん宣伝されているので、知っている方も多いでしょうが、
明日7月20日から、上野で「空海と密教美術展」が行われます。
99点もが展示されるそうです。
2011年7月20日(水) – 9月25日(日)
東京国立博物館 平成館 (上野公園)
http://kukai2011.jp/
ここ数年、美術展のPRにも広告代理店が入っているのか、
宣伝がうまくなって、平成館のはたいていが盛況です。
この空海展も「国宝または重要文化財が98.9%!」という
はなはだ仏教的でないキャッチコピー。
混雑が予想されますが、行くつもりです。行く価値おおありでしょう。
できるなら平日に行くほうがベターだと思います。
一番の売りである京都・東寺講堂の仏像群、別名”立体マンダラ”は
東寺で何度かみましたが、なるほど大迫力です。
バラモン教のインドラ神=帝釈天の美形ぶりは、日本屈指でしょう。
京都は小さい仏像が多いので欲求不満になって、
帰る日に京都駅近くの東寺に駆け込んで仏像を見上げ、
「ああ、でっかい」と安心して帰るというのが私のパターンです。
これにあわせて、
NHKーBSで「空海 至宝と人生」という特集を3夜連続でやるようです。
NHK BSプレミアム
8月7日(日) 午後7時30分~9時 第1集 仏像革命
8月8日(月) 午後8時~9時30分 第2集 名筆の誕生
8月9日(火) 午後8時~9時30分 第3集 曼荼羅の宇宙
http://www.nhk.or.jp/bs/kuukai/
面白そう。ですが、仏教の歴史や、
バラモン-ヒンドゥーへの先祖返り的な側面を
ある程度は踏まえて解説してくれるかどうか。
東京にいるせいもあるでしょうが、仏教というキーワードで探すと
毎週・毎日どこかでなにかしら行事をやっている、ということは、
日本は立派に現役の仏教国であると思えてきます。

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