第27回東大寺文化講演会。テーマは瞑想か?
第27回東大寺文化講演会
朝日新聞で見たのですが、東大寺のHPにも朝日新聞のHPにも
まだ載ってないようですが、かなり面白そう。
5月20日(金)午後6時~ 東京・有楽町朝日ホール
問合せ 03ー5540ー7449 朝日新聞社文化事業部
講演をする人は、
・蓑輪顕量(みのわけんりょう)さん
「仏教瞑想論」という著書のある仏教学者(1960年生まれ)。
講演では「東大における修学の<行>に注目」して話されるそうです。
・大井玄さん
東大教授、お医者さん。
この講演会では「終末医療の問題にも触れながら、仏教的瞑想が
人間の意識の流れにどのような変化をもたらすのか」について
講演されるそうです。
お2人方とも瞑想方面のお話が聞けそうですね。行こうっと。
(蓑輪さん略歴)
専門は日本の仏教、仏教思想史。仏教僧伽が守ってきた伝統的な戒律と大乗の登場で形成されてきた独自の菩薩戒が、どのように融合して日本の仏教界に受容されたのかを考察する。また僧侶が具体的に実践した心の統御、即ち止と観と呼ばれる瞑想が、歴史的に東アジア世界においてどのように受容され、また新しい展開を生み出したのかを探求する。具体的には、どちらも古代から中世にかけての変遷を中心に研究を進めているが、現代との繋がりを常に忘れないよう心がけている。主著は『中世初期南都戒律復興の研究』(法蔵館、1999)、『日本仏教の教理形成―法会における唱導と論義の研究』(大蔵出版、2009)。一般書として『日本の宗教』(春秋社、2007)、『仏教瞑想論』(春秋社、2008)など。
(大井さん略歴)
1935年生まれ。東京大学名誉教授。東大医学部卒業後、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。東大医学部教授などを経て国立環境研究所所長を務めた。近著に『「痴呆老人」は何を見ているか』、『環境世界と自己の系譜』など。現在も臨床医として終末期医療全般に取り組む。