どれが沙羅双樹!?
お釈迦さまが入滅したときの沙羅双樹、
昨日「これです」なんて画像をアップしたのですが、
その後調べたら、いろいろな疑問がわいてきました。
まず昨日アップしたやつ。
これは、日本のお寺などでは「沙羅」として植えられて
いるのですが、「ナツツバキ」という違う品種らしいのです。
インド原産の沙羅は日本で育たないので、代用したのでしょうか・・。
で、沙羅の学名「Shorea robusta」でググッたところ、
全く違うっぽい2種類の植物が同じぐらいの量で出てきました。
A
B
AとBは、どう見ても別物ですよねぇ?
いろいろ調べてみたら、どうもAが正解で、インドの沙羅ではないかと。
草津市の「みずの森植物園」に存在するようです。
Bは、タイで沙羅としてお寺などに植わっているのですが、
どうやら南米産の「ホウガンノキ」で、全然別の植物らしいのです!
各地の仏教国が、自分ちで生育する何かを「沙羅双樹」に見立てている、
のかもしれませんね。どなたか正解をご存知だったら教えてください。
あと、ブログを読んだ方から、
「双樹」は「2本の樹」でなくて「2又の樹」では?とのご指摘も受けました。
ネットで見た範囲では「東西南北に2本ずつ」説が多いのですが・・。
家に帰ったら、仏典でちゃんと調べてみます。
にほんブログ村


