アンコール・ワット展に行った
東京・日本橋の三越本店でやっている「アンコールワット展」に
ふらっと行ってきました。
プノンペン美術館や、2007年にできたシハヌーク・イオン美術館
(あの、ジャスコのイオン、岡田外務大臣の実家が出資してるんです)
の所蔵品67点を展示しています。
ヒンズー、仏教、入り混じっての仏像・神像が楽しめます。
感動したかといえば、まぁ、そうでもないけれど、
いくつか心に残った仏さまもいました。
たとえば、6世紀の「濡れた法衣をまとう仏立像」。
こんなに腰をくねった、艶っぽいお釈迦さまは初めて見ました!
西欧ギリシゃ的なポーズだそうです。インド経由で影響したのでしょうか。
あと、「ジャヤヴァルマン7世の尊顔」(12C末~13C初頭)。
当時の王様の顔ですが、私の想像するお釈迦様のお顔にかなり近い!
王と仏は同一視されてた部分もありますし。
とりあえず、仏典を読むときは、このお顔をお釈迦様として
思い浮かべるとピッタリくるのですが、どんなもんでしょうか。
しかし、タイでもカンボジアでも、
ナーガ(蛇)に守られる釈迦像が好きですな。
修行時代に、豪雨に会ったお釈迦さまを、
蛇神が傘がわりになって守ったというのですが。
日本では見たことがないです(どこかにあるのかしら?)。
やはり、暑い国は、日本よりも、蛇が身近だからでしょうか。
この展覧会は、1月18日までやってます。
平日でも、お年寄りがいっぱいでした。
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/angkorwat/
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