アハハ地獄って・・・?
『スッタニパータ』(中村元訳、『ブッダのことば』岩波文庫)を
読み直しています。ほんとうに珠玉の名言オンパレードなわけですが、
「大いなる章」の「コーカーリヤ」(145P)を読んでいて、
こんなフレーズが出てきました。
「20のアップダ地獄はひとつのアババ地獄(の時期)に等しい。
20のアババ地獄は、ひとつのアハハ地獄(の時期)に等しい。
20のアハハ地獄は、ひとつのアタタ地獄(の時期)に等しい。
(以下続く)」
アハハ地獄って・・・?
「くすぐり地獄」「茂木健一郎のアハ体験」など連想が
浮かんでは消えるのですが、もちろんまったく関係なく、
パーリ語がわかればわかるのではと思うのですが、
アババ・アハハ・アタタ地獄の意味は何なんでしょうか?
調べてみますが、ご存知の方がいたら教えて頂きたいです。
中村元先生の解説もないもので。
この「コーカーリヤ」で、こんなふうにかかれています。
「人が生まれたときには、実に口の中には斧が生じている。
愚者は悪口を言って、その斧によって自分を斬り割くのである」。
けだし大名言であります。
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