コルキカルテ
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投影

 僕たちはときどき暗くなったり
 明るくなったりする
 それはなんだか
 笑えるような空間なんだよ
 
 ポテトチップってあるでしょう
 その袋の下にたまったやつ
 それを食べるときと食べないときと
 だからときどき
 貪欲になったり
 途中で諦めてポイするときもあるよね
 でもその殆ど僕たちは
 下に溜まったポテチをのぞき見てるはずなんだ

 僕たちはときどき
 壊れそうになったり
 泣きそうになったりするよね
 それは実は
 笑えるような空間なんだよ
 
 ペーパークラフトってあるでしょう
 そのマトリョーシカのピンクのやつ
 それって実はただの紙なんだよね
 だからときどき
 不思議に想ったり
 途中で本を片手に確かめるよね
 でもその殆ど僕たちは
 可愛くておしゃれなペーパークラフトだって
 知ってるはずんだ

 人間って不思議だね
 知っているよそんなことは
 でも人って不思議だね
 その日の気分だったり
 見え方だったり
 忙しいったらありゃしない

 撲は君が好きで
 君も撲が好きで
 会いたくて
 でも会えなくて
 会いたくて
 でも実は会いたくなくて
 目眩がするったら
 もうね

 沢山のことを知ってるはずなのに
 撲はいつだってそのチャンネルを知らない
 実は悲しかったり
 本当は嬉しかったり

 教えて神様
 撲たちは何もかも知っているって
 大好きな人たちといつだって傍にいれるって
 撲はちょっぴり悲しくなったりするんだ
 だからね
 いつだって不審に思う必要はないって教えて
 僕自身が与えているって
 何かが起きそうで怖いんだ
 とても良いことな気がするけど
 後に残るものは悲しみがあるから

 僕たちはときどき暗くなったり
 明るくなったりする
 それはなんだか
 笑えるような空間なんだよ 
 
 

何かのキーシーン

 三つ揃いの星だと想った
 輪郭があるような気がしたんだ
 私はインサインのように
 その錯覚がとても
 呪を唱えるものだと想えなかった
 だから思考に術式が流れ込んで来たとき
 この呪を昇華させることにやっきになった
 なぜなら命と引き替えにしてでも
 ディーダ……ディダを召喚しなくてはならなかった
 私はいびつな樫の木を名を唱え
 アーティファクトである本来の力を引き出した
 二段階にも跳ね上がった
 魔法の水面が私のマナを恐ろしい勢いで枯渇させようと企むが
 全てを話さない
 呪いが浸食しているのだから
 私という存在概念
 その一点を守ろう
 近くなれ遠のくな
 そこにクオリアがある
 必ずある
 

ピュア

 彼の寝顔みると
 せつなくなった
 
 無償の愛ってどんなもの私に教えて
 ときどき寂しくなるわ

 今日は違う
 私は彼がいつもやってくれるように
 見返りを求めない

 何かを期待して
 裏切られた気になっているのは
 わたしだけなのだから
 彼はもっと純粋に
 私の前で喜怒哀楽を表現しているのだからね

 彼の頬を撫でていると
 嬉しくなった

 無償の愛ってどんなものか私に教えて
 ときどき見えなくなるわ

 見つめ合えば通わせて
 相思相愛だと決めつけているのは
 私だけなのだから
 彼はいつでもそこに
 ハートが存在する
 私の前でそっけなくたってあるものだからね

 駆け引きという計算式
 それは私を沢山引き上げて
 こき下ろす
 鏡を見てパックをしてたってね
 だから私は私が嫌い

 そこにいつでもあるだけで良かった
 沢山の思いも沢山の言葉も必要なかった
 だってそれって
 当然に存在しているものだもの

 ねぇねぇ
 無償の愛ってどんなものか私に教えて
 ときどき見えなくなるわ