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還暦マイナス4歳おっさん初級ライダー@ADV150のブログ

いろんなこと書きます。気まぐれに。
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ADV150に乗り換えました。
バイク以外のことも、いろいろ書きます。
生涯初の楽器・アコースティックギターを習い始めました。
YAMAHAのLS6というギターで毎日練習しています。

2輪AT車のパーキングブレーキについて。

 

このたびADV150に乗り換え、納車から1ヶ月半。1,600kmばかり乗ってみて、我ながらいい買い物をしたものだと大満足ですが、ADV150は、AT車。
 

「駐車中に1速に入れておくことができない。
パーキングブレーキに相当するタイヤをロックしておける手段がない」

 

ということに気づきました。

 

車のAT車に例えれば、

「Pレンジが無くてサイドブレーキも無い」

という信じがたい状態で、極めて心もとない。

 

しかしながら車とは違い、2輪の場合は、サイドスタンドなり、センタースタンドなりで駐車するので、車のその状態ほどは酷いことにはならない。

 

一時期、車のAT車で坂道に停車させておいたのが、ニュートラルのまま、サイドブレーキの掛け方が甘く、車が坂道を暴走した、、という事故がありましたが、2輪はその場で倒れちゃうので無人で暴走はありえないのではありますが。

 

それでも、前下がりの傾斜に駐車せざるを得ない場合、とても不安。

 

コンビニの駐車場をはじめ、近隣住宅にマフラを向けて停めることのないように、壁に向けて停めるようにという注意看板のある駐車場もあり、その場合に前下がりになっている場合もある。

 

2輪でMT車であれば、1速に入れたままでエンジンを切って止めれば、ギヤが噛んでいるからタイヤは一切転がることはない。

 

車のMT車も、AT車のパーキングモードが無いので、サイドブレーキを使うし、さらに1速に入れてエンジン止めておけば、ダブルに対策できると。

 

なので、2輪AT車であるADV150だと困っちゃうわけなんですが、パーキングブレーキ(サイドブレーキと言ったりもする)があったらいいなぁと思うわけで。

 

そういうことで、調べると社外品で、いろいろあるんですね。

いずれも、

「ブレーキレバーを握った状態にしておいてくれるロック機能」

というもの。

 

例1:ハンドルとブレーキレバーに引っ掛ける着脱式のタイプ。

例2:ブレーキレバーをロック状態にしておける部品を取り付けるタイプ。

 

これは、

「ブレーキレバーを握りっぱなしの状態にしておく」

ことなので、バイクにとってとても悪い

 

つまり、今、大半の4輪、2輪が、油圧式ブレーキを採用していて、ブレーキペダルなり、ブレーキレバーからの力をブレーキオイルの油圧によってブレーキホースを伝ってブレーキに加圧しその摩擦で減速する仕組みになっている。

 

長い下り坂で「エンジンブレーキ使用!」という看板があるけれども、摩擦熱でこのブレーキオイルが沸騰して気泡が生じてしまい、気泡が萎むだけでブレーキに圧力がかからないからブレーキが効かなくなるというベーパーロック現象を招くので、ギヤをシフトダウンしてエンジンの「回りたくない」抵抗を使って減速するエンジンブレーキ使いましょうという意味で。

 

それくらい、ブレーキオイルとブレーキホースにとって、「圧力」というものは生命線。

ブレーキにとって生命線って、私達、乗る人の生命かかってるわけです。

 

上記2つのパターンの

 

「ブレーキレバーを握りっぱなしにしておく状態」

 

にする考え方は、

 

「ブレーキホースに内圧をかけたまま何時間も何日も放置する」

 

ことに他ならず、ゴム製のブレーキホースは、すっかり内側から放射状に外に向けた内圧で膨張させられたまま状態に置かれる。

 

伸ばしたままにしておいた輪ゴムがすっかり伸びちゃって縮まなくなっちゃった、という経験は誰にでもあるはず。

 

ブレーキホースもゴム製。

ブレーキレバーを握りっぱなしにしておくという、伸ばしっぱなしにされたそのゴムホースは伸び切ってしまう。

 

目に見える現象としては、

 

・ブレーキオイルが減る(ブレーキホースの断面積が大きくなっちゃってるのでブレーキホース全体の容積が大きくなってるのにブレーキオイルは定量なので確認する窓から除くと液面が下がっている)

 

・ブレーキの効きが甘くなってくる。ブレーキホースのゴムがすっかり伸びやすくなっちゃってるので、ブレーキをかけても、その圧力が伝わらない。

(ブレーキパッドは減ってないのに、なぜかブレーキが効かない。かなり握らないと効かない。ブレーキタッチも何だか柔らかくて頼りない感じ。)

 

これは、日常生活で血圧を気にしている日々の私と同じ人はわかると思うけれども、

常にブレーキレバーを握りっぱなしにしておく状態というのは、血圧が高いままで血管に内圧がかかったままの結果血管の弾力性が失われてしまっている状態と同じ。

 

人間の血管の場合は、高血圧になるからには、高脂血症で血管の内壁に脂肪がついて、血管の断面積が狭くなるわ、血管が固くなるわのダブルパンチで、血流が速くなるからますます血圧が上がり、本来の血圧を越えた圧力がかかるから脳の毛細血管が耐えられなくなって脳溢血脳卒中、血液を濾過する腎臓肝臓に過剰な負担がかかり損壊し、老廃物を濾過するために人工透析、、、というような。

 

それと同じなので、ブレーキホースなり血管なりの弾力性あるパイプに内圧がかかり続けるのは、ロクなことにならないので、上記2パターンやそれに類するブレーキレバーを握りっぱなしにしておく的なパーツの使い方は、あくまで、

前下がりに駐車せざるを得ない数分程度の短時間

にとどめるのが鉄則。

 

4車には必ずついているパーキングブレーキ。

2輪にはパーキングブレーキが実装されている車種も実はある。

 

ADV150の兄貴分なX-ADV(750cc)。

取扱説明書の抜粋のこの画像のように、ブレーキレバーとは別にパーキングブレーキレバーがある。

 

つまり、4輪も2輪も、パーキングブレーキは、通常使用するブレーキの油圧のブレーキホースとは別系統で、ブレーキレバーなりブレーキペダルとブレーキ部分とがワイヤーで直結されている。これは市販車でも、ベンツもフェラーリであっても例外なく同じ。

 

X-ADVのパーキングブレーキも、通常は油圧で効かせるブレーキを駐車時はワイヤーで効かせる固体的な作動。

これは4輪も同じ。

パーキングブレーキはレバーやペダルとブレーキがワイヤーで繋がっている。

当然、ワイヤーが伸びちゃえば交換。

 

重要なのは、

 

・減速や停止用の油圧(液体式)のブレーキホース

・駐車用の(固体式)ワイヤー

 

このことは4輪、2輪、パーキングブレーキあるものは、軽自動車であれベンツフェラーリであれ、例外ない。

 

そうです。

だから駐車用に油圧をかけたままにするとブレーキホースがイカれる。

油圧で長時間だとイカれるから、ワイヤーになっている。

ワイヤーだと断続的な加減に到底対応できないから通常ブレーキは油圧になっている。

 

このように別物なので、何時間も、何日も、

「ブレーキレバーを握りっぱなしにして油圧がかかったままにしておく」

状態にしておくのは非常に悪い

 

それでも私は、上記タイプ①を持っていますが、それは万が一、出かけた先で休憩中とかに、前向きに傾斜しているところに停めざるを得ない場合にのみ、トイレに行く時間程度の数分に使う非常手段、としてシート下スペースに常備している。

 

フルブレーキングを多用したいスポーツ走行の場合、4輪も2輪も、膨張しない金属製のブレーキホースがあり、それは、フルブレーキングの高負荷の時にゴムのように膨張一切ないので相当ガツンと効くようになる。

確かにこういうパーツは売っているけれども、これを日常で使うバイクなり車なりに使うと、いちいちガツンと効くようになり、車重1,500kg以上ある4輪車の場合はまだしも、せいぜい重量級の場合でも車重200kg300kg程度でタイヤは2つで接地面も合計で名刺1枚分の面積でしかないオートバイに使うとなると、タイヤのグリップが追いつかない。

このブレーキホースは、

「フルブレーキングでタイムを削っていきたい」と口にする人向けオンリー。

 

それはそうと、ADV150の場合、フルロックにハンドル切ってみると90度くらい真横に切れてくれる。ものすごい切れ角。

この切れ角。

バイクを降りて押して見ると、フルロック状態のままだと、全体重をかけて揺らしても前に押そうが手前に引こうがビクともしない。

 

なので、この切れ角を使って、駐車する時は、傾斜に応じてサイドスタンドかセンタースタンド化を選んだ上で、どんなに数分であっても、必ずハンドルロック。防犯上も好ましいし。

もし傾斜があって、バイクを向けられる方向を選べるのであれば、後ろ下がりの向きにして、センタースタンドかけてハンドルロック。

 

それが、パーキングブレーキ欲しいけども、最善の駐車方法。

 

前下がりの場所に駐車せざるを得ない場合のみ、前述の「ブレーキレバーを握りっぱなしにしておく」部品とハンドルロックの併用。でもほんの数分。

 

ということが、毎朝毎晩、血圧を測っている私の考え。

 

まぁでもADVのような150ccでも「ビッグスクーター」と表現する人がおられるくらいなので、ビッグスクーターには漏れなく、ワイヤー式のパーキング専用のブレーキを標準装備してくれるっようになるといいですよね。

こういうところをケチらないでほしいんですよね。

 

最近のバイクは国産メーカーとはいえど、バイクの市場が日本国内よりも東南アジアの方が巨大なので、ADV150は、生産工場だけでなく、そもそもの設計もデザインもタイ。

タイ駐在の日本人エンジニアがチーフとはいえ、開発チームはタイ人が大半。

 

タイはもちろんインドネシアのバイク事情が最優先で構想設計されている。

 

でも台風は、日本に来る時、少なくとも上陸している時には温帯低気圧になるくらい勢力が弱まっているのに対して、タイとかインドネシアだと、台風が発生して勢力大きくなってる状態なわけで、台風対策の一環としてパーキングブレーキの必要性はありそうなものを。

 

そこの実情はわからないけれども、バイクが倒れて傷がついた!と騒ぐ潔癖症な日本人とは違うのかも知れない。

舗装路のほうが少ない国で、車体なんぞ傷がつくのは当たり前なのだろう。きっと。

 

車両登録の区分で125ccか250ccかという日本人の感覚ではありえない150cc・155cc・160ccという昨今相次ぐヒットを産んでいる排気量の設定は、東南アジア諸国ではど真ん中ストライクの排気量だそうで。

 

日本のメーカーが国内市場を見据えたコンセプトのバイクでなく、東南アジア市場を見据えてヒットするものを作るようになっている時代と、そういう勢力地図になっているんですね。

 

You Tubeで、パーツやタイヤとかを見て「日本製じゃない」とコメントしている動画があるけれども、私が住むIT業界では「日本製」なり「日本人エンジニア」が優先されるようなことはなく「日本製や日本人は高いし働かない」のが今の常識。

どんな分野のものであれ、メーカーだったりブランドロゴが日本であるだけで、日本製じゃないものが大半なんじゃないかな。

 

「タイやインドネシアだからイマイチ」とか平気で口にする人たちは、NHKのロボットコンテストで、秋葉原でパーツを買い揃える日本の大学生・高専生のロボットが、貧民街のスクラップの山から材料を拾い集めて組み上げた東南アジア諸国の学生のロボットに敵わない、というMADE IN JAPANのレベルの現実をどう思っているのだろうか?

 

私は何かを買った時、MADE IN JAPANの文字を見ると「人件費のバカ高い日本でこの値段。一体、原材料はどんだけ安物使ってこの値段に収めてるんだ?」と疑うくらい。

 

さすがにMade in Chinaは抵抗あるけど、Chinaの場合は、安さ最優先で品質悪くても割り切るようなものの場合はベストチョイスだと思っている。

 

 

リターンライダーとして、久々にバイクの世界を見てみると、

「手取り25万円でも足りないし週休3日制大歓迎」

「監視罰則がなければ何をやろうが自由だ権利だなどという考えで平気でサボるし不勉強でプライドだけは高いし常に不平不満を抱えている」

というような日本人の手によるMADE IN JAPAN信望のままの日本と、日の出の勢いのアジア諸国が対照的なことに思い知らされる。

 

私には、私のこのADV150が、国産車には見えない。到底国産車とは思えない。

事実、そう思ってない。

ADV150に関しては「輸入車」ですからね。

 

タイヤもブレーキホースもゴム製です。

「タイヤの溝が無い」「ひび割れ始めてるから次のタイヤは。。」と、タイヤの劣化を気にしていながらも、ゴム製という意味では同じはずのブレーキホースの劣化を気にする人を見かけたことはない。

 

怖いのは、タイヤはスリップサインとかひび割れといった見た目でわかり、「車検ヤバくね?」という交換が避けて通れないという交換のきっかけがあるけれども、ブレーキホースそろそろ交換、、なことも少しは気にする方がいい。

 

上手い人ほどブレーキングの話から入る。

そうでない人ほど、パワーの話から入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハチロクの元オーナーの知識。

私は、大昔、ハチロクに乗っていました。

1986年から1992年までの間。

私のは、1983年12月初度登録の「初期型」。

 

「初期型」の最終月のレアもので、確か翌月にマイナーチェンジされたんだと記憶しています。

 

私のは、「カローラレビン」。

頭文字Dの主人公のハチロクは、「スプリンタートレノ」。

 

何で「ハチロク」が当時から「AE86」という型式で呼ばれていたのかというと、

 

「カローラレビンとスプリンタートレノって中身は同じだからさ」

 

という意味だと知っている昭和な知識。

 

レビンとトレノ。

それぞれ「カローラ」と「スプリンター」の最高グレードとしての位置づけで「中身は同じ『ハチロク』」。

 

どれだけ違う売り方されていたかというと、CMキャラクターの違いを見るとわかる気がする。

 

カローラレビン:郷ひろみさん

CM曲

「素敵にシンデレラ・コンプレックス」

郷ひろみさんが「素敵にシンデレラ・コンプレックス」をBGMに、競泳用のビキニな海パンでプールに飛び込む、というくらいのCMだったと。確か。

キャッチコピーは、「スポーティーハンサム」。

 

一方。

スプリンタートレノ:古谷一行さん

 

このように、別物にしか見えない。

トレノというかスプリンターそのものが、ナイスミドル向けなテイストだった。

 

もちろんAE86はあくまでも、カローラとスプリンターの中の1つのグレードでしかないので、AE86であるレビン・トレノが郷さんと古屋さんというわけではない。

 

 

でもこのイメージの違い。

それもそうで、当時のトヨタは、国内販売網がいくつか系統が別れていて、

 

・カローラは、カローラ店扱い。

つまりレビンはカローラ店で売られている。

 

・スプリンターは、トヨタオート店扱い。

トレノはトヨタオート店で売られている。

 

同じトヨタなんですが、思いっきり縦割りで、ライバル会社のよう。

 

だから、郷ひろみさん起用で売り出しているカローラシリーズ。

古谷一行さんを起用していたスプリンターシリーズ。

 

販売店も別会社の様相であり、しかもCMキャラもキャッチコビーもこれだけ違う。明らかにターゲットが違う。

(別に古谷一行さんを西城秀樹さんにしておけば、、と言いたいのではなく、あくまでも顧客ターゲットの違い。違い。)

 

でもホントにレビンとトレノって、中身同じですから。

 

国内販売台数のカウントも別車種として販売台数がカウントされていて、当時、世界一の販売台数を誇るカローラを扱うカローラ店にトヨタオート店が叶うはずもなく、レビンの登録台数は、トレノの販売台数を遥かに凌駕していて。

 

「所詮、同じだろ?」とわからないから「AE86」と型式で呼んでいた。

 

この「A」がエンジンを意味していて、2T-GEUエンジン搭載のTE37(TE47はほんの短期間なので『TE37』がAE86直前モデルの通称)から、4AーGEUエンジン搭載のAE86ということで、トヨタがガチで新型エンジンを出してきた!という意味でも、「A」の意味するところはデカい。

※AE86直前モデルはTE71です。
記憶違い。
ご指摘ありがとうございます。

後輪駆動のFR車だったAE86は、FFにフルモデルチェンジされたけどAE92。「A」なので、エンジンは4A-G。

「T」なTE37が、「A」なAE86にフルモデルチェンジしたのが画期的なことであり、
「FRがFFになってしまった(泣)」
な激変であるかのように言われていたAE92は実は「A」の継承だったのに。

※AE86直前モデルはTE71です。
記憶違い。
ご指摘ありがとうございます。

 

TE37。結構かっこいい。(TE71です)

今現在でもっと話題になっていてもいい。

 

今現在、新車販売されている「86」の型式は今調べてみたらDBA-ZN6だそうで「86」も「ハチロク」もこのDB..の型式名称には無い。

販売系列が統合されているから型式で呼ぶ意味は無くなったわけだけれども、ハイオク仕様になり、車重も1,230kg。

AE86は、車重は確か980kg。当然、レギュラーガソリン。

 

AE86の中古車市場価格を見て驚いた。

200万円台から300万円台。

1986年にワンオーナー・走行距離900kmというほぼ新車な中古車で手に入れた時点の私のAE86の購入額は108万円。

 

それだけプレミアがついているのだろうとは思うけれども、何でAE86なのだろう?というのが正直なところ。

 

AE86には、頭文字Dでは全く描かれていない部分があって。

AE86は、何もかもが安上がりだったからです。

今の若い走り屋の人たちがどうやってお金を工面しているのかわからないけれども、解体屋に行けば、AE86はいくらでも廃車があって、パーツはそこでタダ同然な値段で売ってもらえた。

AE86は、みんな次々と全損してくれるから、こんな感じの解体屋に行けば、山積みのスクラップの中に必ずAE86が何台かある。

 

私も、とにかくぶつけまくってて、板金を頼むお金があるわけがなく、解体屋で山積みの中から探して、店主と交渉して買って、自分で外して着ける。

結果、

・エンジン

・運転席のドア

・助手席のドア

・リヤハッチのドア

これら4つとも鍵が違う。

それぞれのカラーも。

見た目、スゲェ恥ずかしい状態。

 

高くてもそれぞれ2,000〜3,000円程度で手に入ってたから。

 

仲間で手分けして違うアルバイト先。

運べるトラックがあるバイト先なやつ。

ガソリンスタンドとか板金工場とかの工具と車ごとジャッキアップ可能な作業できる場所にいるやつ、取り付けまでしばらく放置しておける場所がある土地持ちのドラ息子とか。

 

ガソリンは揮発性の危険物なので、解体屋も廃車が入るとすぐガソリンを抜かないと火事になるから、「中古のガソリン」が大抵ある。

さっさと処分したいから、18リットルくらいのポリ缶が200〜300円くらい。

ぶん回してもAE86はリッター10km以上走ってくれるから、燃費バク安。AE86時代、私は、タイヤも新品買ったことはなく、解体屋で3分山くらいが1本1,000円程度。

 

そんなランニングコストで済むからAE86だったんであって、産業廃棄物処理がすっかり整備されていて、解体屋なんぞすっかり見かけなくなった昨今、一体、走り屋なる若者たちが、新品パーツしか入手できない、ハイオク仕様、な車ばかりな中、どうやってお金を工面しているのか、本当に大変だと思う。

はっきり言って、無理だと思う。

 

AE86が支持されていた理由って、そういう解体屋とセットなとこがあって、逆に、廃車になりまくてってくれない車種じゃないと困るみたいな。

 

解体屋にいくらでも廃車が転がってるので、パーツ入手もガソリンもバク安。

安心して事故れるところが「ハチロク」なんで、左右ドア、リヤハッチは、それこそレビンもトレノも共通の「ハチロク」だから楽勝で合致する。

 

頭文字DのAE86では、主人公が事故るシーンは無く、しかもメンテナンスで困っている様子も無い。

でも、それって、全く現実とはかけ離れている、というか、だから夢あるストーリーではあるんだけれども、それでAE86に乗りたい!というのは、どうかと思う。

 

AE86の醍醐味の一つにスピンターンで遊ぶのがあるけれども、解体屋なくしてはタイヤ代が大変なことになるだろうし、今どき、そんなことが許される場所もない。

 

頭文字Dであるように、ダウンヒルはたしかに軽量で有利ではあるんだけれども、まあ刺さる。少なくともぶつける。

これもまた、解体屋なくしては、いちいち板金、、などという出費は不可能。

 

大問題だったのは、非力。

街乗りの立体交差のアップダウンの上り勾配でも辛いくらい非力。ぶん回しても登っていってくれない。

ましてや、3人4人乗ってる時って、青信号の発車と加速も辛すぎる。

 

エアコンかけたら最悪で、自分1人で乗ってても、4名乗車じゃないかと思うほど、エアコンの場合は、ブン回そうにもブン回ってくれない。エアコンってこれだけパワー食われるんだ、ということは、昨今の車からは想像できない。

でも、AE86は昭和の車。

昭和の車は、エアコンはオプション。

AE86のドノーマル状態には、エアコンは無い。暖房はエンジンの冷却クーラントを経て外気を取り込んでいるだけなので、エアコン装備していなくても暖房は困らない。

 

頭文字Dでは、主人公はエアコンを使っていない。

そもそも暑がりとは無縁な、見るからに涼しそうな好青年な設定。

でも実際は走り屋でも夏は暑いものは暑いわけで。

 

AE86って、3ドアの場合、室内とトランクルームが一緒になっているから余計、冷えてくれない。

でも後部座席を前に倒してしまうか外してしまえば、運転席の後ろが全部トランクルームになり、タイヤ4本積んで運べる。

 

解体屋に寄ってガソリン調達してホイール付きの3分山のタイヤ4本を買って外してリヤに積んで、峠に出かけて夜通し遊んで、4本付け替えて、ワイヤーが出ちゃったタイヤを解体屋に引き取ってもらって、ぶつけてどこか凹ませちゃってたら、友達にトラック乗り付けてもらって、左右や後部のドアであろうが、フェンダーであろうが、千数百円。

ショックアブソーバもスプリングもヘタる前の廃車には事欠かないので、全部解体屋で解決。

 

あんなこと毎回、ディーラーとかオートバックスとか行ってたら、、、ってありえない。

オイル交換とか油脂類は解体屋ってわけにはいかないけれども。

 

エアコンも効かない、間違っても後部座席に1人も乗せたくない、街の上り勾配も厳しいAE86。

解体屋に山積みになってたからこそのチョイスであって、AE86と走り屋と解体屋はセットだった。というか、それしか、資金繰りできるサイクルがない。

 

それが今、200〜300万円するAE86って、ヴィンテージとしてのプレミアなのかも知れないけれども、そんな時代を経て今残っている玉が事故を経験していないわけがない。

少なくとも私は無事故なAE86を見たことがない。

 

そして今、新車で売られている「86」。

これ、手が出ないよね。この値段。

これをさらに手を入れるには、いちいち新しいパーツ、、って一体何百万円かかるんだ?

 

ということで、若者の車離れって、当たり前な気がしていて、解体屋抜きのAE86が200〜300万円。

 

TE37だと100万円前後で手に入るみたい。

昭和の走り屋のテイストを味わうのはTE37でいいかも知れない。

当時、友達がTE37に乗っていたけれども、搭載の2TGエンジンだってかなり良い。侮れない。

 

頭文字DのAE86の世界は、

解体屋あってこその私のAE86レビンの「素敵にシンデレラ・コンプレックス」「スポーティーハンサム」の世界

とは別世界の「ハチロク」。

 

ある程度台数が売れていて、次々と全損しててくれて解体屋にほぼ間違いなくある、という車がAE86だったということだけで、たぶん、その条件が成り立たなければ、AE86は、こんな伝説にはならなかったはず。

 

今もし私が藤原拓海の宿命のライバルに設定するのであれば、GT-RやランエボやRX-7といったハイパワーなターボ車じゃなくて、AE86と同じ1,600ccのホンダ バラードスポーツCR-X Si。

ホンダ渾身のZCエンジン。VTEC。

CR-Xがもうちょっと有名であっていい。

CR-Xはなぜか解体屋で殆ど見かけたことはなかった。

FFのCR-XとFRのAE86と、どっちがどうのこうのというのは神学論争ではあるんだけれども、やっぱしホンダのVTECエンジンって、当時の昭和から猛烈に凄かったから。

 

解体屋の条件を取り除くのならば、AE86とCR-Xは相当迷うチョイス。

ホンダの4輪はヒットに恵まれないみたいだけれども、CR-Xみたいなライトウエイトスポーツを作ればいいのにね。

 

それでもやはり解体屋が使えないのは辛い。

 

AE86の元ユーザーとしては、こんなライフだったのがハチロク。

 

 

 

 

エンジンオイルの話。

 

【ADV150今の状態】

今日で納車日から丁度1ヶ月。

走行距離1,500km。

 

【取扱説明書 119ページ記載】

・推奨エンジンオイル 

HONDA純正ウルトラE1

 

 

・交換サイクル

初回1,000kmまたは1か月

以降6,000kmごと。または1年ごと。

 

【オイル】

ここに至るまでオイル交換2回。

①初回は300km走行時点で実施で実施した。

(取扱説明書だと初回点検の1,000km時点で交換実施とある。

でも販売店が300kmで持ってくるようにと。)

 

②2回目は1,000km走行時点で実施した。

ここで初回点検を実施。

 

【以降のオイル交換方針】

①HONDA純正のスクーター専用オイル

②S9オイルにグレードアップせずに取扱説明書推奨のE1オイルで頻繁に交換すること

③よって2,000km走行ごとに交換する

(次回はメータが3,000kmで交換する)

 

S9はE1の倍の値段なので4,000kmごとにS9を交換するよりも2,000kmごとにE1を交換する。

 

 

〈バイクの楽しみ方2パターン〉

 

最近は、元々あった製造物責任法に加えて、企業コンプライアンスが厳しく問われるため、無形サービスも有形の製品も、「免責事項」が細かく記載されていて、ユーザーがメーカーが明記している免責事項に抵触することをやるとユーザーの過失責任扱いであり、メーカーはクレーム受け付ける義務はない。

 

なので、製造物責任を問う前に、メーカー側に対してどういう免責事項を与えることに「自分が同意」したのかを理解しておく必要がある。

 

バイクの点検整備やカスタムと称される社外品を使った改造についての、ユーザーの選択肢は2つ。

 

①メーカーの免責事項を自己責任で逸脱して其れ自覚し承知の上楽しむ。

 

②メーカーの免責事項を踏まえての使用で楽しむ。不具合起きれば正当性を主張し責任ある対応を求める

(免責事項を守っての使用で不具合起きれば製造物責任法により国土交通省に届け出てリコール対応となりユーザーは無償で対処して貰える)

 

オイルにおける①は、社外品のオイルを使うこと。あるいは純生品でもメーカー交換時期を守らない

 

②はメーカー純正オイル(私のADVはスクータータイプなのでスクーター専用の純正オイルはS9かE1)を推奨オイルで交換時期も守ること。

 

車両に何らかの不具合生じたときに、オイルに限らず①が一つでもあれば、ユーザーはメーカーに対応を迫ることができない。

オイルに限らず、タイヤであろうがプラグであろうが、全てに免責事項があり「これ使わない場合、なにか不具合生じても責任持ちません」な類いのことが書かれている。

 

新車で買ったメーカー正規販売店でメーカー認定整備士による点検整備でないと②であることは証明できない。

言い方変えると、このパターンで不具合あると、販売店は即、メーカーに対応策を仰ぎ、対策部品を送らせてユーザーは無償対応受けることができる。②であることが明白だから。

 

この販売店で②であることが明白である中古車を買ってこの店で点検整備一切を受けていれば②である扱いを受けることができる。

 

ゆえに「あくまでも私の場合は」オイル選定なんぞで好き好んでメーカーの免責事項に抵触してせっかくユーザーを守ってくれる製造物責任法と企業コンプライアンスという法令遵守の恩恵を放棄したくない。

 

よってHONDA純正かつスクーター専用オイルのE1。

そして販売店で言われた通りの交換時期に作業依頼する絶対に他の店になびくとか自分でやらない。

①で安く楽しむか、日頃から「メーカーが免責できない②」で楽しむかは人によりけり。

 

①は自己責任と信頼性を割り切った楽しみ方で当然アリ。

 

②は信頼性が命と考えてメーカーと販売店が言い訳できないように免責事項に一切抵触しないようにして常にいいコンディションで楽しむ楽しみ方。

 

両方アリ。

でも①の道を歩んでいる人が「原因不明のトラブルを抱えて」メーカー正規店をたらい回しにされて「塩対応」などと憤慨してる人をネットでみかけるけれども、②であることを証明できるのであれば、製造物責任法違反の疑いでメーカー相手に告訴すれば勝てる。

自分が②であることを誰にどうやって証言してもらえるかが証言者と証拠と。

法治国家なので正当性あれば守られる。

 

免責事項について書かれているのは3つ

(1)取扱説明書

(2)メンテナンスマニュアル

(3)パーツカタログ

 

これらに示されていることを外れた時点でメーカーは免責。ユーザーの自己責任。

(2)と(3)を成しうるのはメーカー認定整備士のみ。

(1)を成しうるのはユーザーのみ。

 

以上により、私のオイル交換。

・HONDA純正E1オイル

・2,000km走行毎に交換

・買った販売店でのみ、担当のメカニック氏のみに作業依頼

 

これで私は自分のADV150の信頼性をMAX状態にしていて、不具合あれば対応してもらう際の過失が、私か、販売店か、メーカーか、を白黒はっきりできるようにした上で安心してADV150を楽しんでいる。

 

自己責任の世界はそれはそれでいい。

解決不能の原因不明のトラブル抱えながら騙し騙し楽しんでうごかなくなっちゃうまで乗り潰せばいい。

中古を買う際もそういう車両なんだと割りきって新車と正規店認定整備士による信頼性を割り切る。

 

ということで私はオイルなんぞで、堂々とクレームつけることが出来なくなるような状況に自ら好き好んで陥ることに意味を感じないので。

 

メーカーと認定整備士の言うことは守るから、メーカーと認定整備士に言い訳を許さない客。

私はそういう客。

 

「不具合の原因が推奨オイル以外のオイルを使っていたからであるとは限らない」

という言い分に対して、


「推奨オイルを使ってない以上、メーカー側としては免責事項に

同意した以上、自己責任。推奨していないオイルが原因か否かを解明する義務はない」

 

と返されるだけなので。

 

免責事項というものは、製造物責任法を厳守するためのものであってのことなので、メーカーの設定した免責事項に同意しておきながら自己責任で逸脱して自らが招いた不都合による製造物責任をメーカーに追及する考え方と行為を裏付ける法的根拠はない。
塩対応と言いふらすことは、名誉毀損罪に抵触する。

 

リターンライダーの私からは、コンプライアンス遵守が徹底されていて、昔のゆるさは、もう無い。

 

社外品は社外品で、それもまた免責事項あるから。

社外品メーカーもメーカーだから製造物責任法を厳守している。
「適合品」という単語。
寸法的に取り付けることができるだけで、動作確認、動作保証まではしていない旨、小さく書かれている。

社外品オイルも、オイルのグレードや構成についての記載はあるけれども、利用してどうなのかは、記載がない。

 

免責事項との付き合い方は、万事において、免責事項に抵触しないようにしているのに、と相手に言い訳許さない、というのが機能するのであって、我を通すなら解決も自力でやってのけるという我を通すという。

 

「不具合原因がオイルであるとは限らないから、どのオイルを使おうが自由だ。今回起きた不具合はきっとオイル以外の何かだ。対応してくれ」

に対して、

「原因がオイルであるとは限らないけど、原因が社外品のオイルであるとは限らないとは言い切れない」

と返されるだけなので。

そこで押し問答になったら、伝家の宝刀「免責事項、読んでいただいて同意なさってますよね?」となる。

 

それすなわち、取扱説明書の通りに使い、メンテナンスマニュアルにあるメーカ認定の技能を持って、メーカー指定のパーツカタログのパーツを使って整備しているか、ということを詰め寄られると、ぐうの音も出ない、、なら、割り切るか、嫌だから従っておくか、二者択一で、どちらもあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

ADV150。
 
納車1ヶ月。走行距離1,500km。
 
現時点で猛烈に大満足。
※満足げな私。横浜赤レンガ倉庫前。
 

 

【私の用途】

①あまり遠くに行けない。

②近場で距離と時間を走る。何かあればすぐ帰宅できるように。

③月イチで片道1時間弱の東京縦断の通院。

④でも機会あれば郊外に長距離ツーリングに行くこともある

 

【CRF250Rallyから乗り換え意図】

④メインの場合、ベストチョイスだったCRF。

事情が替わり①が大きなファクターとなり、都内一般道、信号のストップアンドゴー、住宅街クネクネ、にはCRFは不向き。

機動力のあるタイプ、でも④は残したい、ということで250ccから150ccにダウンサイジング。

MTからAT。

アドベンチャータイプであることは継続。

 

※下取りで引取られていくCRF250Rally

 

 

【特筆すべき点】

・ブレーキタッチ

フロントブレーキを積極的にコーナーで使える。

制動力も強力なんだけれどもコーナーで前輪荷重を足してやることにも怖くない。

ブレンボに似てる。

 

・サスペンション

舗装の悪い路面でも跳ねず、路面の摩擦状況がよくわかる。

ドンッと一発で収まるけどもマイルドで安心感がある。

ビルシュタインに近い。

 

 

 

・シート

硬いと言われたら硬い。

でもぶっ続けで5時間走ってても尻が痛くならない。

レカロシートに限りなく近い。

 

このHONDAの本気が諸費用込みで47〜49万円で手に入る。

 

【エンジン性能】

スピード乗せるまでの加速パワーは相当スゴい。

上り勾配もグイグイ登るトルクも十分。

250ccのCRFよりもパワーもトルクも上回ってる感じ。

 

【走行性能・都内一般道】

ストップアンドゴーの連続でも、猛烈に加速するし、制動力もスゴい。

徐行の住宅街で時速1ケタの徐行でも楽勝な安定。1本橋、きっと楽勝で、渋滞に付き合っても疲れない。

一気にスピード乗せちゃってアクセル緩めるとオーバードライブなギヤ比になり定速走行できる。

エンジンブレーキはアクセルオフで効かない場合は、一瞬、ギュッとフロントブレーキ入れてやるとシフトダウン効果がありエンジンブレーキ効き始める。

遠くの横断歩道点滅でエンジンブレーキでダラダラと減速に入る時や、下り勾配で2速アクセル全閉でエンジンブレーキだけで付き合う時のような程よいエンジンブレーキになる。

逆に加速してスピード乗せちゃって一瞬アクセル緩めて定速走行状態なオーバードライブ状態だとエンジンブレーキは効くことはない。

 

【走行性能・ワインディング】

MTで2速を選ぶようなワインディングは相当速い。シフトのアップダウン不要なのでアクセルオンオフやフロントブレーキだけで駆け抜ける。

コーナーの立ち上がりは無敵。

でも高速コーナーは謙虚にならないと。

 

【走行性能・高速道路】

時速70km巡航が最も楽。

80km巡航。

行きたい場所への有料移動区間と割り切る。

登坂車線あれば積極的に使う方がエンジンのためにもいいと思う。

150ccだからここはプライド捨てる。

極論すれば高速道路で行くような場所の手前のその高速道路の区間の下道の旧道とそこで発見した林道入って行っちゃう様な感じで遊ぶのがジャスト。125ccオフロードバイクのように。

散々楽しんで帰りは面倒だから高速道路で帰る、くらいツーリングスタイルが変わる。高速道路使って帰れちゃうところが125ccとは大きく違う。

 

【乗り心地】

硬いと言われたら硬い。

でも跳ねず、路面状況がはっきり分かり、タイヤが滑り始めないかどこまで安全か分かる。

舗装の悪いところでも一発で吸収してくれて、トラクションコントロールシステムを付けていない理由が分かる気がする。

 

【取り回し・足つき】

ADVの足つきについては人によりけり。

カタログ上でシート高795mm。

私。身長160cm。股下70cm。

 
こんなイメージ。
片足だけでもこれだけ着いてくれれば全然大丈夫。
車高高い方が視点高くて爽快だし見た目もカッコいい。
 
種子骨部分が疲れればこうして少し尻をズラせば片足べったり着地。
ATなのでこのまま発車できるから。
(MTだと一旦右足に踏み換えて左足でギヤ入れて発車する。この踏み換えに怖さを感じる人もいる。
CRFのシート高は830mmだったから私にはADVの足つきは楽勝。)
 

ADVは重心が低いせいか、跨って垂直に立てる時にほぼ重さを感じない。

このように停車中に片足ついてる状態で車体を傾けても倒しちゃう恐怖はない。

これは実車に跨って確認されたし。

 

【その他】

横風には強い。

風速7〜8メートル以上の強風の日や高速道路で大型トラックを追い越す、追い越される際の風圧はほぼ感じない。

CRFだと1車線分押し出されるくらいの強烈な風圧を食らっていた。秒殺で追い越すか、後方確認した上で強めに減速して秒殺で追い越させるかもの知恵が必要だった。
まだアクアラインは走っていないけど、どれだけ横風平気かは楽しみ。

レインボーブリッジの横風は楽勝だったから。

 

ETC取り付けなど配線はいちいち全部バラす必要があるのでドラレコなど配線要するものは一気にやっちゃった方がいい。

 

 
 
シート下スペースはこんなカンジ。
右側にETC本体。
左側にドライビングレコーダー本体。

 
購入検討の際の比較は、
・HONDA PCX160

・YAMAHA N-MAX155
・YAMAHA マジェスティ155(N MAXにソックリ)
の3台になると思う。これらも相当評判がいい。

250ccスクーターでゴージャスな感じだと
・HONDA FORZA

が良さそう。
 
ADV150の兄貴分で750ccの
・X-ADV

は、ATではなくギヤチェンジが自動でやってくれる6速変速のDCTという機構。
アフリカツインでも採用のDCT。
自動シフトだからダイレクト感ある。
 
そして我がADV150。
モデルさんが私じゃないから、相当すてきに映る。


これら、スクータージャンルも最近、相当HOTな状況。

 

新車HONDA ADV150(2021)が納車されました。

2021年8月10日。

 

HONDA CRF250Rally

(2018年9月登録。型式MD44。)

からの乗り換え。

CRF250Rallyは、2021年フルモデルチェンジして、外観は変わらないものの、中身は全く別物として型式もMD44からMD47へと変わりました。

特に取り回しが良くなったようで、私のMD44は、倒してしまうと自力で引き起こせない。

傾けちゃうのが怖い。

重心から見直したみたい。

MD44の標準シート高は890mmで、身長160cm股下70cmの私は、ローダウン仕様の830mm。

 

標準高で設計されているものを、サスペンションの伸縮を抑えてローダウン仕様にしたモデルを乗っていたので、未舗装路の走破性がイマイチ。

エンジンは5,000回転以上回さないとカタカタとノッキングする。街乗りや高速う道路の巡航は素晴らしいけれども、未舗装路を慎重に通り抜けるだけでも、1速で5,000回転を回すと、リヤのサスペンションが路面を捉えてくうれず、左右にトラクションが抜けてしまい(リヤタイヤが左右に揺れるだけで前進してくれない)、前に進まない。

前に進まないから、さらにアクセル入れると、路面が掘れるだけでスタック。

かといってアクセルを緩めれば、5,000回転を切ると、1速であっても、ギャップを乗り越える力はなく、スコンっ!とエンスト。

 

ここでエンストで倒れちゃうと、一人で起こせない恐怖。

猛烈に車体が重かったMD44。

 

トラクションが横に逃げちゃうのは改良され、さらに、車体の重量感も、車両重量はそのままに、重心を見直したようで、このような恐怖を味わわなくて済むように全面改良されているらしいMD47。

 

CRF250Rallyを手に入れて楽しむのであれば、新車はもとより、中古で楽しむのなら、迷わずMD47をおすすめします。

 

MD47は、MD44ではローダウン仕様扱いだった830mmが標準高の設定。

つまり830mmを前提にセッティングされている。

<s>仕様なるものが、895mmの旧標準仕様。

ならば、なおさら、MD47で標準シート高830mmを選ぶべし。

 

ADV150の下取りに、バイク屋さんに引き取りに来てもらったけれども、軽トラの荷台に乗せるのに、バイクの扱いに慣れたバイク屋さんの社長さんをもってしても、30メートル近い助走で、なんとか荷台に収めた。

CRF250Rallyは、ロングツーリング向け。

荷物満載でキャンプツーリング。

週末ツーリングの場合だと、1泊2日で、キャンプ場で1晩過ごして、ゆっくり帰ってくる総走行距離500kmから600kmな行程が一番、フィットしていると思う。

 

あるいは、フェリーに乗って、全国津々浦々をキャンプして回ったり、全国1周する。

 

タフなツーリングプランで行ける人にジャストなバイク。

CRF250Rallyでは、私は、日帰り必須。

総行程で最大6時間。総走行距離300km。

それが余裕を持って必ず帰ってこれる自主制限。

私の集中力、体力だと、それが身の丈にあったプラン。

それでも、とても楽しいバイクだった。

 

MD47が出たので、きっとMD44は中古で手に入れやすい値段にってることと思う。

250ccのアドベンチャーカテゴリーはHOTなので、中古でいいんだけどな、という向きにはMD44を探せばいいと思う。


「CRF250Rallyはエンジンストールする」などという通説があるけれども、家電製品を「カスタム」などと称して手を加えたならば不具合起こりましょう。

自分で日曜大工なノリでイジるから、信頼性や補償は放棄するものであって、かく申す私のCRF250Rallyは、一切、ノートラブル。

 

私は、ITの世界で食っているので、自社製品のサーバーであろうが、お客に納入した後に、お客が他の業者に、サーバーの蓋を開させて、パフォーマンスを上げるためのチューニングをしたような形跡が見つかれば、その業者がギブアップにつき、SOSを出されても、受け付けない。

 

メーカーというものは、設計想定通りのセットアップと使用方法あっての性能値と信頼性であって、それをユーザーが自己責任で違えておきながら、トラブルが出たら、こっちに泣きつく。

筐体の中を見れば、メーカーの封印ことごとく剥がされ、あるいは剥がそうとした形跡が見られ、随所に、なんだか、サードパーティー(バイクでいう社外品)がつけられている。

 

そんな状態で迂闊に対処しようものなら、さらにドツボにハマる可能性大で、それこそ、「あのメーカーはだめだ」ということになる。

 

カスタムや中古に、新車の信頼性は無い。

カスタムも「○○適応品」と書いてあるけれども、ポン付けできる、寸法サイズのことを言っているのであって、今や、バイクは電子制御のインジェクション。

 

電子制御するためのセンサーが車体各部からいろんな情報を拾い、燃料調整や排ガス調整、相当な項目の制御をしている。

 

各部に取り付けられたセンサーとインジェクションとの間を情報が飛び交う回線だらけな状態。

 

そして、その電子制御をしているプログラムは「マップ」と呼ばれ、マップの中身は非公開。

 

車体のどこからどういう情報を取っているのか、それをどう演算処理して判断し、再び各部に司令が回線を通じて飛ぶ、というのを、エンジンの燃焼室から発する強烈な火花のパルスやピストンの上下やそれを回転運動に変えるクランクや、クランクからリヤに駆動力を伝える駆動系、、など摩擦から生じる周波数の乱れの中で、各部センサーとインジェクションの「マップ」をつなぐ回線。

 

回線は情報網だけではなく、当然、エンジン点火や計器類や灯火類に至るまでの電気回線も張り巡らされている。

 

電気回線も周波数を発するわけで、情報回線で電送中の情報データにノイズが入りかねない。

 

そのようなことは、アフターパーツで考慮しているはずがない。

 

たとえば、マフラー。

マフラー交換の恩恵とされる「排気効率が良くなって力強くなった」のは、燃焼し終えた排ガスはさっさと出ていってくれ!そのお陰で、燃焼室には目一杯、新鮮な吸気が入ってくるんだからさ、

という理屈で、エンジン燃焼室内の給排気と燃料調整と点火時期を電子制御する以前の、ピストンの上下動のみに依存していた給排気ならそれで

っ良かった。

 

今は、マフラー交換で排気効率が良くなったとするならば、それはエンジンの中の吸気から排気までの風速が速くなった。

ゆえに、排気による風速の速さに見合う吸気系に手を入れねばならないはず。

 

給排気の風速の速さに追いつくように、燃料供給で空気と燃料の混合気の割合を調整するとともに、同じく、点火プラグによる点火時期を調整せねばならないはず。

純正のインジェクション「マップ」の中身は非公開なので、こうなると、社外品のフルコン(抜本的に「マップ」を作り変える)を入れて、「燃調を取り直す」さねばならなくなるはず。

あくまで「純正のマップの中身は非公開」なので、これらの社外品でマップを好みのとおりに作り直すとしても、非公開の純正マップが、車内のどこにセンサーが付いていて、どんんな情報を拾っていて、どんな演算処理をして、どういう指令を各部に返しているのか、わからないわけで。

 

「効果がある」のなら、たかが排気1つでさえ、ここまで必要になってしまうくらい、今のバイクは、機械100%だった昔と違って、IT80%機械20%くらいの比率の代物になっていると言って過言ではない。

 

つまり、マップはもちろん回線に対して、ノイズを入れる「カスタム」なる行為は、マップや回線にとっては「原因不明の謎」な状況が生まれるわけで、それがユーザーからすれば「原因不明のエンジンストール」の如きものとなる。

 

もちろん今の生産管理をもってしても100%はありえない。永遠に。

だから、PL法(製造物責任法)にてメーカーに酌量があるのは、異常発見したら直ちに国土交通省に届け出て、リコール対応。

リコール内容は公開され、メーカーが無償対応することができる。

 

私のCRF250Rallyも、買った早々1件メーカーリコール対象になったけれども、バイク屋から連絡がきて、同型の他のお客さんの作業と日程を調整して、無償対応してもらうことができた。

 

私のCRF250Rallyも、買った早々1件メーカーリコール対象になったけれども、バイク屋から連絡がきて、同型の他のお客さんの作業と日程を調整して、無償対応してもらうことができた。

 

「エンジンストールするから」などと物知り顔で言う人は、まずバイク以前に製造物責任法が理解できていない。

家のエアコンなりテレビなり洗濯機なりの家電製品を自分で手を入れて、不調になった時、メーカーに保証書を振りかざして無償対応を迫りますか?
あるいは、それを誰が修理してくれるんですかね?

不調であれば、修理依頼、自分に「カスタムという名の手を加えた」過失あり、となれば、当然、「塩対応」なり「門前払い」などということは自業自得で。

 

バイクよりも全然安くて小さい家電製品に手を加えることなくド・ノーマルで使ってて、割と満足しているのに、家電製品どころじゃない複雑なプロラムの「マップ」、マップで聖慮するためのデーター取得のための車体いたる所にあるセンサー、センサーとマップを接続うするデーター回線、バッテリーと各部を結ぶ電気回線。

 

しかも、「マップ」は、処理だけでなく、記憶機能があって、バイクメーカー専用のパソコンソフトでバイクからデーターをダウンロードして、燃調から何から何までデータを取得して解析して不調の有無や原因究明できるようになっている。

 

つまり、1回つけた社外品で不調が発生始めたから外した、などと言おうが、スマホアプリのアンイストールが果たして、OSレベルで元通りに修復されているのかは、そのアプリのソースコードを解読しないとわからないし、当然、他のアプリにも影響が無いわけがない。

中古車というのは、そういう状態であることは目視で一切わからない。

 

驚いたのは、FacebookのCRF250Rallyユーザーグループで、この話をしたら、HONDAの関係者なる、例によって顔写真なし、プロフィールなし、友人1件もなし、なアカウントから、「HONDAがそれでもトラブルはゼロにならない。」というコメントして、どうやら、元々トラブルゼロでない以上、カスタムが悪さをしているとは言い切れない、と言いたいんだろうけれども、それは違う。

 

正規店で買い、認定整備士の整備をし、油脂類から消耗品の全てを純正品、交換サイクルを遵守し、認定整備士に委ねる、結果、私の、CRF250Rallyは、それら「詳しい人」っぽい人たちの車両で起きてるエンジンストールなんて起きたことはない。

 

私が一切をお願いしている認定整備士氏は、キャリア30年。朝から晩までメカニックとして30年。しかもその店はHONDA車しか扱っていない。

ただの正規店じゃあない。

私のバイクを不具合なしに維持したそのメカニック氏と、CRFはエンジンストールするからなどとFacebookのその「詳しい人」の自社製品を平気でダメ出しする知識のどちらに軍配上がるか。

 

エンジンストールに限らずホントに製造メーカーに瑕疵があり、こちらに何ら瑕疵がないと言い切れるのであれば、消費者相談センターに連絡、さらに、弁護士をたてて、車両の交換と弁護士費用も含めて諸々の費用と賠償まで請求するべく、メーカーを相手取って、法廷闘争すべきで、SNSや、バイク関連のサイトのレーザーレビューやYou Tubeでメーカー相手に正面から言わないのは、悪質極まりない。

 

手を加えるのは楽しみとしてはアリだけれども、それで不具合が発生して、修理を依頼するのは間違い。

うかつに手を出して、あそこの店は修理できなかったなどと言いふらされるリスクを負ってまで救うべき相手じゃない。

 

ADV150に装着したのは3つ。

 

①前後ドライビングレコーダー

メインスイッチをオンにしている間、ずっと自動撮影で、前後同時に撮影のドラレコ専用。単に、事故った時に過失割合でモメないようにする証拠のため。

私が即死でも私の正義が記録で残っててくれればいい。誰も再生してくれなくてもいい。

 

②純正ナビ

スマホだとGPSのくせに通話が圏外になると機能しないから、専用ナビ。

CRF250Rallyから外して移植。

 

③ETC2.0 センサーと本体が別のセパレートタイプ

 

これら3つの配線と電源を取るところを最善策を考えてもらいながら作業してもらった。

 

ETC2.0はADV150純正オプションだったのに、配線や電源を取る箇所を熟慮の末、長いコードを買って迂回させる、純正ナビもCRFに着ける時から付属のコードでは長さが足りなかったから、今回もコードはADVに配線に必要な分だけの長さのコードを選ぶのをお任せ。
ドライビングレコーダーに関しては、本体から、車体の最前部のカメラと最後尾のカメラとの配線なので、これらもやはり、付属のコードでは長さが足りないと。

 

でも、全部バラして、やりたいことは全部やってしまった方が、二度手間は割高になるし、配線や電源の配置をトータルで考えやすいのはITの世界でも同じ。

 

1,500km走り回ってみたけれども、ブレーキタッチもいいし、当然効きもいい。

ダッシュは速く、あっという間に時速60kmに達する。

高速道路も、大型トラックやレインボーブリッジの横風にあおられる怖さは一切なく、時速70km〜80km前後の巡航で、登坂車線があれば、登坂車線を走ればいい。単なる移動区間として割り切る。

 

サスペンションのセッティングが相当、煮詰められていて完成度が高いなどという表現では足りないレベル。

街乗りとワインディングが鋭い走りで真骨頂。

 

 

足つきは問題なし。

身長160cm。股下70cm。のワタシでも片足つく。

バイクを傾けても平気なので、左足とバイクを二等辺三角形になるように左足を若干外側に置き、バイクを傾けると、左足をベタでつけることができる。

信号待ちがもっと長い場合は、路面に垂直に左足をペタンと下ろしちゃって、シート上に右太ももが乗っている、そのまま軽くハンドルを支えてやればバイクは垂直。

 

それが可能な軽さ。

ペダル操作が一切ないおかげで、そんなことをしても大丈夫。

休憩、給水、小便はあるものの、都内一般道を走りまくって7時間。距離250kmで、全然疲労感なし。

リッター42〜44km。

R246や国道1号の時速70〜80キロで流れている区間ではリッター50kmを超える。


 

世田谷区松原のバイク神社本殿にて。

交通安全祈願とコロナ退散祈願。

 

グッドライダーミーティング東京。
開催なるかなぁ。一応。申し込んでみた。

今回、初参加。

ADV150でライディングスクール参加は初めて。

ATでどこまでやれるか。

久しぶりに府中運転免許試験場のコースで学習できるといいな。