【私の用途】
①あまり遠くに行けない。
②近場で距離と時間を走る。何かあればすぐ帰宅できるように。
③月イチで片道1時間弱の東京縦断の通院。
④でも機会あれば郊外に長距離ツーリングに行くこともある
【CRF250Rallyから乗り換え意図】
④メインの場合、ベストチョイスだったCRF。
事情が替わり①が大きなファクターとなり、都内一般道、信号のストップアンドゴー、住宅街クネクネ、にはCRFは不向き。
機動力のあるタイプ、でも④は残したい、ということで250ccから150ccにダウンサイジング。
MTからAT。
アドベンチャータイプであることは継続。
【特筆すべき点】
・ブレーキタッチ
フロントブレーキを積極的にコーナーで使える。
制動力も強力なんだけれどもコーナーで前輪荷重を足してやることにも怖くない。
ブレンボに似てる。
・サスペンション
舗装の悪い路面でも跳ねず、路面の摩擦状況がよくわかる。
ドンッと一発で収まるけどもマイルドで安心感がある。
ビルシュタインに近い。
・シート
硬いと言われたら硬い。
でもぶっ続けで5時間走ってても尻が痛くならない。
レカロシートに限りなく近い。
このHONDAの本気が諸費用込みで47〜49万円で手に入る。
【エンジン性能】
スピード乗せるまでの加速パワーは相当スゴい。
上り勾配もグイグイ登るトルクも十分。
250ccのCRFよりもパワーもトルクも上回ってる感じ。
【走行性能・都内一般道】
ストップアンドゴーの連続でも、猛烈に加速するし、制動力もスゴい。
徐行の住宅街で時速1ケタの徐行でも楽勝な安定。1本橋、きっと楽勝で、渋滞に付き合っても疲れない。
一気にスピード乗せちゃってアクセル緩めるとオーバードライブなギヤ比になり定速走行できる。
エンジンブレーキはアクセルオフで効かない場合は、一瞬、ギュッとフロントブレーキ入れてやるとシフトダウン効果がありエンジンブレーキ効き始める。
遠くの横断歩道点滅でエンジンブレーキでダラダラと減速に入る時や、下り勾配で2速アクセル全閉でエンジンブレーキだけで付き合う時のような程よいエンジンブレーキになる。
逆に加速してスピード乗せちゃって一瞬アクセル緩めて定速走行状態なオーバードライブ状態だとエンジンブレーキは効くことはない。
【走行性能・ワインディング】
MTで2速を選ぶようなワインディングは相当速い。シフトのアップダウン不要なのでアクセルオンオフやフロントブレーキだけで駆け抜ける。
コーナーの立ち上がりは無敵。
でも高速コーナーは謙虚にならないと。
【走行性能・高速道路】
時速70km巡航が最も楽。
80km巡航。
行きたい場所への有料移動区間と割り切る。
登坂車線あれば積極的に使う方がエンジンのためにもいいと思う。
150ccだからここはプライド捨てる。
極論すれば高速道路で行くような場所の手前のその高速道路の区間の下道の旧道とそこで発見した林道入って行っちゃう様な感じで遊ぶのがジャスト。125ccオフロードバイクのように。
散々楽しんで帰りは面倒だから高速道路で帰る、くらいツーリングスタイルが変わる。高速道路使って帰れちゃうところが125ccとは大きく違う。
【乗り心地】
硬いと言われたら硬い。
でも跳ねず、路面状況がはっきり分かり、タイヤが滑り始めないかどこまで安全か分かる。
舗装の悪いところでも一発で吸収してくれて、トラクションコントロールシステムを付けていない理由が分かる気がする。
【取り回し・足つき】
ADVの足つきについては人によりけり。
カタログ上でシート高795mm。
ADVは重心が低いせいか、跨って垂直に立てる時にほぼ重さを感じない。
このように停車中に片足ついてる状態で車体を傾けても倒しちゃう恐怖はない。
これは実車に跨って確認されたし。
【その他】
横風には強い。
風速7〜8メートル以上の強風の日や高速道路で大型トラックを追い越す、追い越される際の風圧はほぼ感じない。
CRFだと1車線分押し出されるくらいの強烈な風圧を食らっていた。秒殺で追い越すか、後方確認した上で強めに減速して秒殺で追い越させるかもの知恵が必要だった。
まだアクアラインは走っていないけど、どれだけ横風平気かは楽しみ。
レインボーブリッジの横風は楽勝だったから。
ETC取り付けなど配線はいちいち全部バラす必要があるのでドラレコなど配線要するものは一気にやっちゃった方がいい。
自動シフトだからダイレクト感ある。