就活生にコンサルティングしたことがあります | 還暦マイナス4歳おっさん初級ライダー@ADV150のブログ

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いろんなこと書きます。気まぐれに。
HONDAのシティアドベンチャースクーター
ADV150に乗り換えました。
バイク以外のことも、いろいろ書きます。
生涯初の楽器・アコースティックギターを習い始めました。
YAMAHAのLS6というギターで毎日練習しています。

2022年卒業予定の学生さんたちの就活が始まったようですが、2021年卒業予定でまだ進路決まってない学生さんたちも、諦めないで頑張ってほしい。

 

門戸を開いているところを探しているのかも知れないけれども、きっと、開いている門は、もう見つからないのかも知れない。

 

でもね。門が開いてる開いてない以前に、門さえ無くても、壁を壊して入り込めばいいわけで。

別に門から入らなきゃあいけないとは誰も決めてはいない。

 

たとえば、会社の入り口で帰社してくる社員を捕まえて、事情を話して人事担当に取り次いでもらって、22年卒のみなさんと21年卒の自分と何が違うんだ?というあたりから論破すれば道は開けるかも知れない。

 

突破力を発揮して先頭に立ってみんなをグイグイ引っ張っていく馬力のあるやつを放っておくわけがないのであって。

コロナ禍の今こそ。

 

門戸を閉ざされているのであれば、それこそ自分の就活に突破力と馬力を活かせばいいのであって。

なかなかできないことをやるのが、価値というものであって、みんながやってることをやるようなことは価値がない。

 

だいぶ前に、付き合いがすっかり薄くなった遠い人脈を経由して

 

「知り合いの学生さんに、就活のコンサルティングをしてやってほしい」

 

という依頼があった。

 

昼飯に上カツ丼食わすのと、私がその依頼にどう応えるのかを見学する機会、という2つの条件で、若い社員にアシスタントをお願いした。

 

週末の朝っぱらからその若い社員と私は、広い会議室から、全部、机と椅子を運び出して、私が座る椅子と、その学生さんが座る椅子と。それだけポツンと残した。

 

学生さん登場。

 

アシスタント社員が私がなぐり書きした紙を棒読み。

 

「面接を始めます。

 

今からの30分を自由に使ってください。

 

与えられた30分をどう使うかを見ています。

 

はい。始め。

 

 

 

ホントにその30分だけ。

 

それだけで帰しました。

 

何も聞かれなかったし。

 

講評もアドバイスも何もしませんでしたが、何か掴んだみたい。

 

すっかり顔つき変わって何か吹っ切れたように見えましたから。

 

 

 

汗だくで必死の形相の30分を見届けた。

 

 

 

 

 

お礼とか何もかも、私への連絡一切やめてくれって言っといたんで、就活がどうなったかわからないけれども。

 

 

 

私は、就活コンサルタントじゃないから、就活をどうにかするノウハウはない。

 

コンサルタントとして、ホントに大事なことって何なのかを考えてもらう仕掛けを作っただけ。

 

 

アシスタントをしてくれた社員は、翌週から、遅刻しなくなった。