ガスが復旧しないまま、震災から1ヶ月が経ちました。
ガソリン給油待ちの渋滞やスーパーやホームセンターの行列は、先週初めにはなくなりましたが、7日の余震でまた長蛇の列ができ、ライフラインの復旧も遅れが出ました。

必要のないものを買わない、まずあるもので出来ることをする、とわかってはいるのでしょうが、物不足がトラウマになっているのか、余震の翌朝は早くから、たくさんのひとが並んでいました。

不要不急の外出も避けることと言われていますが、石巻や気仙沼にむかう高速道路は、救援や作業の車両以外の一般の車両も数多くあり、連日、渋滞だそうです。

そんななか、我が社長も、月いちの宗教の集まりがあり、今月も東京まで出掛けて行きました。

今やるべきことは他にあると思います。
仮に、一二度、月いちのお参りや祈祷を休んでご加護がなくなる神様は、どうなんでしょうか?

宗教ですから、自分の意思だし他人がとやかく言うことではありませんが、しわ寄せは必ずあります。
神ごとをしているのなら、もっと他人の痛みを感じ、その人を思いやる気持ちを持ってほしいです。

お陰で、こちらは、朝から、銀行だ、外注先だ、お客様と連絡だ、職人さんの段取りだ、と、電話で一方的に振り回され、忙しく動いていますから。

自己中心、身勝手、ひとのことはお構い無し、あのようには絶対なるまい と、思います。
Penguinのひとりごと-t01800098_0180009811141832545.jpg

先日、大工さんの携帯が、作業中に鳴りました。

『わかりました。ありがとうございました』
『兄貴、みつかったって、連絡さ。 火葬でなくて、土葬だとさ』

震災から、1ヶ月が経とうとしていますが、津波にさらわれて、まだ発見されていない方々が、多くいます。
大工さんのお母様も。

自宅も津波で一階部分が半壊し、片付けもままならず、行方不明の家族がいる~そんな大変な状況なのに、仕事とはいえ、お客様の復旧のために、黙々と仕事をこなしている大工さんの気持ちを思うと、何も出来ない自分が歯がゆいです。

ウチの被害も、食器の破損や土留めコンクリートのひび割れなど軽微で済み、ガスは復旧していませんが、電気、水道は、お陰さまで、早くに復旧、自分のウチであたたかいご飯をしっかり食べて寝て、食料も友人から届けていただいたり、贅沢を言わなければ手にはいる環境の小生は、恵まれています。

近く遠く、昔からの最近の、先輩・同輩・後輩問わず、たくさんの友から、安否確認、励ましや心配の手紙、メール、電話をいただく度に、ひとりじゃない、絆、ひとのつながりはあたたかくてありがたいと、涙が出ます。

今の小生は、自分のことだけで精一杯、何も出来ない、役にたてないのですが、気持ちも体もきちんと整えて、大好きな仙台をはじめ、生まれ故郷 石巻、宮城、東北に、そして、友に、笑顔で、ありがとう!と、何らかのかたちで恩返しをしたい!と、復興の手助けをしたいと思っています。

まずは、歯を食いしばり、上をむいて、少しずつでも、自分のできることをこなしながら、前に踏み出そうと思います。

季節は、着実に春にむかっていますから。


小生の携帯の待ち受け画面のスローガンは、
『おらほ 宮城
がんばっぺし
やるべ東北。負げんな宮城。』
(訳:我々、宮城です、頑張りましょう。やりましょう、東北。負けないで宮城)です。