先日、大工さんの携帯が、作業中に鳴りました。
『わかりました。ありがとうございました』
『兄貴、みつかったって、連絡さ。 火葬でなくて、土葬だとさ』
震災から、1ヶ月が経とうとしていますが、津波にさらわれて、まだ発見されていない方々が、多くいます。
大工さんのお母様も。
自宅も津波で一階部分が半壊し、片付けもままならず、行方不明の家族がいる~そんな大変な状況なのに、仕事とはいえ、お客様の復旧のために、黙々と仕事をこなしている大工さんの気持ちを思うと、何も出来ない自分が歯がゆいです。
ウチの被害も、食器の破損や土留めコンクリートのひび割れなど軽微で済み、ガスは復旧していませんが、電気、水道は、お陰さまで、早くに復旧、自分のウチであたたかいご飯をしっかり食べて寝て、食料も友人から届けていただいたり、贅沢を言わなければ手にはいる環境の小生は、恵まれています。
近く遠く、昔からの最近の、先輩・同輩・後輩問わず、たくさんの友から、安否確認、励ましや心配の手紙、メール、電話をいただく度に、ひとりじゃない、絆、ひとのつながりはあたたかくてありがたいと、涙が出ます。
今の小生は、自分のことだけで精一杯、何も出来ない、役にたてないのですが、気持ちも体もきちんと整えて、大好きな仙台をはじめ、生まれ故郷 石巻、宮城、東北に、そして、友に、笑顔で、ありがとう!と、何らかのかたちで恩返しをしたい!と、復興の手助けをしたいと思っています。
まずは、歯を食いしばり、上をむいて、少しずつでも、自分のできることをこなしながら、前に踏み出そうと思います。
季節は、着実に春にむかっていますから。
小生の携帯の待ち受け画面のスローガンは、
『おらほ 宮城
がんばっぺし
やるべ東北。負げんな宮城。』
(訳:我々、宮城です、頑張りましょう。やりましょう、東北。負けないで宮城)です。
