転校した小学二年と三年、石巻に転校するまでの四年生のちょっとの間、通っていた小学校が街中にあります。
ちょうど、開校百年目の節目にあたった年に在籍していました。今から、遥か昔のことですが。
夏休みには、提灯(木枠で作ったものだったような)に貼った半紙に、全校生徒が思い思いに自分で絵を描いて飾って、盆踊りの時、夜に学校に見に行きました(毎年夏の行事ではなく、百年の記念だったのかもしれません)
春、校庭では、桜が咲いていました。
石巻に転校して、春に合わせて、なかなか桜を見に行くことができなくて、久しぶりに、桜を見たのは、何年もたち、就職してからでした。
東京転勤になり、暫し、この桜ともお別れでした。
仙台に戻り、何年かは、車から、遠目に見るだけでしたが、今年は、久しぶりに思いきって見に行きました。
校庭、こんなにちいさかったかなぁ、と。
あたりをちょっと散策。同級生のうちのお寿司屋さんは、時間貸しの駐車場になり、通学路にあった、同級生のうちの木材やさんも、小生が住んでいた家も、とうになくなってビルが建っていました。
でも、桜は、相変わらずきれいでした。
たくさんの小学生の笑顔も、町の変化も自然の変化もみんな、毎日、この桜は、つぶさに見ていたんだと思います。
今年も、きれいな桜の花をありがとうと、ひとこと。
来年も、春にはきれいな桜の花をたくさんみせてくださいと、ひとこと。
懐かしい友に会えたような不思議な感覚でした。
校庭では、サッカーの練習をしていた、日曜の昼下がりでした。


