蝉がミンミン朝から鳴いて
気だるさと汗だくで目が覚める
隣にいたはずの君が
いなくなってもうどれくらい経つのか
2人で寝るには狭いベッド
だから暑くなくてちょうどいい
なんて
寂しいと言いたくない言い訳を考える
楽しい時間はあっという間で
なぜ人は別れを選ぶのか
哲学的な事を考えても
足りない頭じゃ答えは出ない
着替えて出かける準備をしよう
また暑さとの戦いだ
帰ったら冷えたビールを飲もう
1人分のつまみを買って
君と見た花火を想い出しながら
きっと来年は違う誰かと見ているだろうから
僕は愛することに臆病になり
居心地のいい関係を続けていく
愛してるより好きくらいが
僕にはきっとちょうどいい
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