ほとんど人生を反射神経で生きていると言っても過言ではない。考える前にとにかく動いてしまう。
と、いうより、ほぼ何も考えないで動いてしまう。ホントかよ!!
寄る年波、脳は楽をしたがり、考えることをやめようとする。
同じ年頃の友達と会うと、この頃忘れっぽくってさー。などと言う。
無駄に頭がいい。といつも自分で言っているイシマツさんも、このごろさー。忘れっぽくなってさー。昔のことは克明に覚えてるんだけどさ。さっきしようとしたことが思い出せないのよ。などと話していて、ブルータス、お前もか!!と、驚いた。
しかし、わたしはなぜそんな事が起こるのか? その理由がすっかりわかってしまったのである。
本当は、忘れっぽいのではなくて、もともと脳が勝手をするのである。長く生きてきた中で、膨大なデータからその行動のルーティーンを勝手に導きだしてしまうのである。
つまり、行動する時に、過去の記憶から何をすべきかを割り出して、瞬時に動けという命令を出してしまうのである。
若いときはそのデータの引き出しがないので、自分の脳は一旦落ち着いて次なる行動の段取りを考えるが、ある程度経験を積んで来てしまうと、いつもの行動をしようとする時、脳は怠けるのである。前にとった行動をアーカイブから取り出して、深く考えずにこれをやれ。と身体に命令するのである。
脳は動かないまま、本人は行動しようとする。。。
。。。あれっ? わたし、何しようとして2階に上がったんだっけ?となるのだ。
ひらめいた場所に戻ると電気がついたようにしようとしていたことを思い出すのは、思い出すのではなくて、初めてそのためにする行動を意識したのである。
考えたのではなく、考えようとした瞬間に脳が動けと命令する。
電池のスイッチが壊れたようなものである。。それが、つまり、老化か。。。 いや、脳の進化か。。。
このへんのもろもろをわたしは最近になって気がついた。
年をとって衰えたのではなく、脳が余計なことまで本人の命令なしに動くようになるのである。
1を知って10動く。。。脳は本人の意思とはうらはらに、進化し続けているのである。。。
コントロール出来ないほどに。。。
自分が好むと好まざるとに関わらず、自分の意識がいかないものを視界から抹殺してしまう。というのも、脳の困った習性である。
見たくないものは見えない。。
知りたくないものは、消してしまう。。
自分とは異質なものに、視線がいかないというのは、本当に脳みそが固くなって来た証拠であろう。
自分が思うだけの世界は、本当に狭い世界なのだと知るべきなのだ。
そして、遠くを見つめて、世界では何が起こっているのかも、知るべきなのだろう。
当たり前と思っていることが、いつの間にか当たり前でなくなっていることの怖さ。
怠け癖のついた脳みそで、しっかりと意識して考えて行かなくてはいけない。
そんなこんなであっという間に一年の半分を過ぎて、この一年の後半戦となる。
その前に、夏休み夏休み。。。
暑中お見舞い申し上げます。。。


















